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SH3F
10/09/08 23:10:08
>>3864 続きです ニヶ月後… あの時のゲームをした彼女とは、もう会っていなかった 彼女と別れ後、何度か一緒ゲームをしたりしていた そのうち、【何処連れててよ!】【もう、つまんない】【仕事と私どっちが大事なのよ!】喧嘩が絶えなくなっていった 決定的な喧嘩…彼女が言ったんだ… 『友達と会ってよ~和が彼氏だって自慢したいんだ~』 『えっ、無理に決まってるでしょう!てか、普通は内緒にするでしょう!』 そう言うと彼女は 『え~紹介も自慢も出来ないんじゃ、芸能人と付き合ってる意味ないじゃん!』 彼女は…別れる最後の時まで、俺との関係がばれる事を心配してた… いつも、いつも俺の事を考えて、俺との時間を大切にしてくれた… 気が付くと涙が溢れていた… 【仕方ない】 【しょうがない】 彼女の口癖… フッと寂しく笑う癖… 俺と出会っ頃はよく笑って、話す女の子だった… いつからだろう…笑わなくなったのは… 【仕方ない】 【しょうがない】 が口癖になったのは… 口癖じゃないな…俺が言わせてたんだ… 俺は何も気が付かず、彼女の優しさに甘えていた 自分の情けなさに涙が出た… 『俺、お前と一緒にいるの無理だわ…』 俺がそう言うと、彼女は怒って出て行った…それっきり… 『お疲れ~』 仕事が終わりテレビ局を出る 仕事をして家に帰って寝る…そしてまた仕事に行く…そんな繰り返しの毎日 彼女に会いたい…合わす顔なんて無いのに…でも…会いたい そんな事を考えて歩いていると、いつの間にか彼女の仕事場まで来ていた ふと視線を向けると彼女が… 彼女が一台の車に歩みよる あっ…彼氏出来たんだ 振り向いて歩きだすと 『和くん!』 俺に気が付いた彼女が、こっちに走ってきた 『和くん久しぶり…元気だった?』 『うん、まっ…ぼちぼちね』 彼女は俺を見ると 『ね~和くん痩せた?ちゃんと食べてる?和くんゲームに夢中になるとご飯食べないんだから~』 『えっ食べてるよ…そっちこそ痩せた?』 『うん、ダイエット』 彼女が微笑んだ 嘘つき…俺のせいのくせに 暫くの沈黙… 彼女が思い切った様に口を開く 『和くん…これ取りに来たんだよね…』 彼女は鞄から鍵を取り出した そう…俺の部屋の鍵 続きます
10/09/09 00:16:22
>>3867 続きです 『別れた彼女がいつまでも鍵持ってるなんて嫌だよね…ごめんね返さなくて』 彼女が俺の手に鍵を握らせる 『返さなくちゃって解ってたんだけど、これを返したら和くんとの繋がりがなくなると思うとつい…』 彼女が俯く 俺は何も言う事が出来ないでいた…言いたい事はいっぱいあるはずなのに… ハッパ~ 車のクラクションが彼女を呼んだ 『あっ、私行くね…』 『うん…』 彼女は俺の手を握ると 『今までありがとう~楽しかったよ。仕事頑張ってね。テレビを見て、か…二宮君の事応援してるよ。もう会う事は無いけど、ずっと二宮君の事応援してるから…』 そう言うと彼女は行ってしまった 俺は…何も言えず…ただその場に立ちすくんでいた 『あれ~ニノじゃん』 振り向くと潤くんがいた 『どうかした?』 俺の様子がおかしい事に気が付いたみたい 『あっ…何でも…』 そこまで言うと涙がこぼれた 『どうしたんだよ?とりあえず、そこに入ろう』 俺は潤くんに手を引っ張られ、近くのコーヒーショップに入った 『飲めば…落ち着くよ』 潤くんが俺の前にコーヒーを置いた 俺の好きなミルクたっぷりの甘めのコーヒー 一口飲むと暖かさが体中に広がる… 『で、どうしたの?言わなかったけどみんな心配してたんだぜ、近頃ニノ元気なかったからさ』 俺は思い切って今までの事を話した 彼女を裏切った事、他の子と付き合った事、結局彼女が忘れられずにいる事、そして…今、あった事… 俺の話を黙って聞いていた潤くんが、最後まで聞き終えると 口を開いた 『で、ニノはどうしたいの?』 『えっ…俺…』 暫く考える 『俺は…俺は彼女と一緒にいたい!!』 自分でもびっくりする位、大きな声とはっきりした口調… 『じゃ~それを彼女に伝えなよ!』 潤くんがフッと笑う 『えっ…でも彼女ひは彼氏が…』 『ニノ確かめたの?』 俺は顔を横に振る 『彼女ニノとの繋がりを切りたくなくて鍵持ってたんだろ?だったら、まだニノへの気持ち残ってるんじゃないの?!』 『ニノ前に言ってたよね、彼女は空気みたい存在だって…空気ってあって当たり前だけどさ、無くなると生きて行けないぜ!ここで頑張らないと一生後悔するぞ』 潤くんの言葉にはっとして顔を上げる 『潤くん…くさい…』 ニャッと俺が笑う 『うるさい///』 真っ赤になる潤くん 二人で顔を見合わせて笑った 続きます
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10/09/09 07:54:21
>>3868 続きです 俺は潤くんの言葉に背中を押され、彼女のアパートへと走り出していた ちゃんと彼女に俺の気持ち伝えなくちゃ… アパートに着いて、彼女の部屋を確かめる 電気がついてるから居るはず 俺は深呼吸すると、思い切ってインターホンを押した 『はぁ~い』 彼女の声 『俺…遅くにごめん…』 バタバタと音がして鍵が開く 『か…二宮君…どうしたの?!』 玄関を見ると男物の靴があった 『あっ…あのさ…』 ダメだ…言葉が出てこない 『誰か来たのか?』 奥から男の声がする…やっぱり彼氏出来たんだ 『えっ…あ…うん…』 彼女は何て答えていいのか困っているみたいだった そういえば…前にもこんな事が… そう…あの日…彼女との最後の日…違うのは俺と彼女の立場は逆って事… あらためて、その時の彼女の辛さ、悲しさが解って胸が苦しくなった 男は奥から出て来ると、俺の前に立ち睨むようにこっちを見ていた しばらく見ていると、男は俺を指をさし 『これが、お前の元気がない原因?』 『えっ…違う…』 慌てる彼女 状況が飲み込めない俺 俺を睨む男 三人の間にしばらく沈黙が続く…最初に口を開いたのは男だった 『ふ~ん、まっいいや…じゃ~俺、帰るは』 そう言うと奥に荷物を取りに行き、玄関に戻ってきた 男は彼女の頭に手を置くと、また俺を睨み 『あんまりこいつの事、悲しませるなよな!』 俺の肩を軽く叩くと出て行った 『ちょっと、お兄ちゃん…』 『えっ…お兄さん?!』 『あっ…うん…お兄ちゃん、私が近頃元気ないからって、会社に迎えに来てくれて…』 あっ、あの車…お兄さんだったんだ…ホッとする俺 それからしばらく、二人して言葉が見つからず、玄関で無言で立ちすくす… 【今、頑張らないと一生後悔するぞ】 潤くんの言葉を思い出し、俺は思い切って口を開いた 『あっ///あのさ…もう一度…もう一度俺の所に戻って来て欲しいんだ』 『えっ…』 『君の事忘れられないんだ…誰といても何をしても…ずっと後悔してたんだ、あの日の事…』 彼女が俺を見つめている 『俺…都合のいい事言ってるって分かってる…ひどい事したのも分かってる…戻って来てなんて言る立場じゃないけど…』 彼女の目から涙が溢れていた ごめんなさい…続きます
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ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.3867 あんま
SH3F
10/09/08 23:10:08
>>3864
続きです
ニヶ月後…
あの時のゲームをした彼女とは、もう会っていなかった
彼女と別れ後、何度か一緒ゲームをしたりしていた
そのうち、【何処連れててよ!】【もう、つまんない】【仕事と私どっちが大事なのよ!】喧嘩が絶えなくなっていった
決定的な喧嘩…彼女が言ったんだ…
『友達と会ってよ~和が彼氏だって自慢したいんだ~』
『えっ、無理に決まってるでしょう!てか、普通は内緒にするでしょう!』
そう言うと彼女は
『え~紹介も自慢も出来ないんじゃ、芸能人と付き合ってる意味ないじゃん!』
彼女は…別れる最後の時まで、俺との関係がばれる事を心配してた…
いつも、いつも俺の事を考えて、俺との時間を大切にしてくれた…
気が付くと涙が溢れていた…
【仕方ない】
【しょうがない】
彼女の口癖…
フッと寂しく笑う癖…
俺と出会っ頃はよく笑って、話す女の子だった…
いつからだろう…笑わなくなったのは… 【仕方ない】
【しょうがない】
が口癖になったのは…
口癖じゃないな…俺が言わせてたんだ… 俺は何も気が付かず、彼女の優しさに甘えていた
自分の情けなさに涙が出た…
『俺、お前と一緒にいるの無理だわ…』
俺がそう言うと、彼女は怒って出て行った…それっきり…
『お疲れ~』
仕事が終わりテレビ局を出る
仕事をして家に帰って寝る…そしてまた仕事に行く…そんな繰り返しの毎日
彼女に会いたい…合わす顔なんて無いのに…でも…会いたい
そんな事を考えて歩いていると、いつの間にか彼女の仕事場まで来ていた
ふと視線を向けると彼女が…
彼女が一台の車に歩みよる
あっ…彼氏出来たんだ
振り向いて歩きだすと
『和くん!』
俺に気が付いた彼女が、こっちに走ってきた
『和くん久しぶり…元気だった?』
『うん、まっ…ぼちぼちね』
彼女は俺を見ると
『ね~和くん痩せた?ちゃんと食べてる?和くんゲームに夢中になるとご飯食べないんだから~』
『えっ食べてるよ…そっちこそ痩せた?』
『うん、ダイエット』
彼女が微笑んだ
嘘つき…俺のせいのくせに
暫くの沈黙…
彼女が思い切った様に口を開く
『和くん…これ取りに来たんだよね…』
彼女は鞄から鍵を取り出した
そう…俺の部屋の鍵
続きます
No.3868 あんま
SH3F
10/09/09 00:16:22
>>3867
続きです
『別れた彼女がいつまでも鍵持ってるなんて嫌だよね…ごめんね返さなくて』
彼女が俺の手に鍵を握らせる
『返さなくちゃって解ってたんだけど、これを返したら和くんとの繋がりがなくなると思うとつい…』
彼女が俯く
俺は何も言う事が出来ないでいた…言いたい事はいっぱいあるはずなのに…
ハッパ~
車のクラクションが彼女を呼んだ
『あっ、私行くね…』
『うん…』
彼女は俺の手を握ると
『今までありがとう~楽しかったよ。仕事頑張ってね。テレビを見て、か…二宮君の事応援してるよ。もう会う事は無いけど、ずっと二宮君の事応援してるから…』
そう言うと彼女は行ってしまった
俺は…何も言えず…ただその場に立ちすくんでいた
『あれ~ニノじゃん』
振り向くと潤くんがいた
『どうかした?』
俺の様子がおかしい事に気が付いたみたい
『あっ…何でも…』
そこまで言うと涙がこぼれた
『どうしたんだよ?とりあえず、そこに入ろう』
俺は潤くんに手を引っ張られ、近くのコーヒーショップに入った
『飲めば…落ち着くよ』
潤くんが俺の前にコーヒーを置いた
俺の好きなミルクたっぷりの甘めのコーヒー
一口飲むと暖かさが体中に広がる…
『で、どうしたの?言わなかったけどみんな心配してたんだぜ、近頃ニノ元気なかったからさ』
俺は思い切って今までの事を話した
彼女を裏切った事、他の子と付き合った事、結局彼女が忘れられずにいる事、そして…今、あった事…
俺の話を黙って聞いていた潤くんが、最後まで聞き終えると 口を開いた
『で、ニノはどうしたいの?』
『えっ…俺…』
暫く考える
『俺は…俺は彼女と一緒にいたい!!』
自分でもびっくりする位、大きな声とはっきりした口調…
『じゃ~それを彼女に伝えなよ!』
潤くんがフッと笑う
『えっ…でも彼女ひは彼氏が…』
『ニノ確かめたの?』
俺は顔を横に振る
『彼女ニノとの繋がりを切りたくなくて鍵持ってたんだろ?だったら、まだニノへの気持ち残ってるんじゃないの?!』
『ニノ前に言ってたよね、彼女は空気みたい存在だって…空気ってあって当たり前だけどさ、無くなると生きて行けないぜ!ここで頑張らないと一生後悔するぞ』
潤くんの言葉にはっとして顔を上げる
『潤くん…くさい…』
ニャッと俺が笑う
『うるさい///』
真っ赤になる潤くん
二人で顔を見合わせて笑った
続きます
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古トピの為、これ以上コメントできません
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No.3871 あんま
SH3F
10/09/09 07:54:21
>>3868
続きです
俺は潤くんの言葉に背中を押され、彼女のアパートへと走り出していた
ちゃんと彼女に俺の気持ち伝えなくちゃ…
アパートに着いて、彼女の部屋を確かめる
電気がついてるから居るはず
俺は深呼吸すると、思い切ってインターホンを押した
『はぁ~い』
彼女の声
『俺…遅くにごめん…』
バタバタと音がして鍵が開く
『か…二宮君…どうしたの?!』
玄関を見ると男物の靴があった
『あっ…あのさ…』
ダメだ…言葉が出てこない
『誰か来たのか?』
奥から男の声がする…やっぱり彼氏出来たんだ
『えっ…あ…うん…』
彼女は何て答えていいのか困っているみたいだった
そういえば…前にもこんな事が…
そう…あの日…彼女との最後の日…違うのは俺と彼女の立場は逆って事…
あらためて、その時の彼女の辛さ、悲しさが解って胸が苦しくなった
男は奥から出て来ると、俺の前に立ち睨むようにこっちを見ていた
しばらく見ていると、男は俺を指をさし
『これが、お前の元気がない原因?』
『えっ…違う…』
慌てる彼女
状況が飲み込めない俺
俺を睨む男
三人の間にしばらく沈黙が続く…最初に口を開いたのは男だった
『ふ~ん、まっいいや…じゃ~俺、帰るは』
そう言うと奥に荷物を取りに行き、玄関に戻ってきた
男は彼女の頭に手を置くと、また俺を睨み
『あんまりこいつの事、悲しませるなよな!』
俺の肩を軽く叩くと出て行った
『ちょっと、お兄ちゃん…』
『えっ…お兄さん?!』
『あっ…うん…お兄ちゃん、私が近頃元気ないからって、会社に迎えに来てくれて…』
あっ、あの車…お兄さんだったんだ…ホッとする俺
それからしばらく、二人して言葉が見つからず、玄関で無言で立ちすくす…
【今、頑張らないと一生後悔するぞ】
潤くんの言葉を思い出し、俺は思い切って口を開いた
『あっ///あのさ…もう一度…もう一度俺の所に戻って来て欲しいんだ』
『えっ…』
『君の事忘れられないんだ…誰といても何をしても…ずっと後悔してたんだ、あの日の事…』
彼女が俺を見つめている
『俺…都合のいい事言ってるって分かってる…ひどい事したのも分かってる…戻って来てなんて言る立場じゃないけど…』
彼女の目から涙が溢れていた
ごめんなさい…続きます