熱波師
日本の成人、世界トップ級の知力 若年層がけん引
国際成人力調査「PIAAC」 分析と評価
2024年12月10日 19:00
日本経済新聞
経済協力開発機構(OECD)が実施した国際成人力調査(PIAAC)で、日本は前回1位だった読解力と数的思考力で2位、初めて試した問題解決能力で1位と好成績を維持した。調査は11年ぶりで、31カ国・地域が参加。日本は進学率の向上などを背景に、平均得点の高い若年層が全体の水準をけん引した。
■「数的思考力」は2位 16〜24歳がピーク
数的思考力は「成人期における様々な状況での数学的な要求に取り組み、対処するために、複数の方法で表現された数学的な内容、情報、アイデアにアクセスし、利用し、批判的に推論すること」と定義された。表や図から数値などを読み取る問題が出題された。
満点は500点で、得点が高い方から習得度をレベル5(376点以上)〜レベル1未満(176点未満)の6段階に分類した。レベル4以上が24.7%に上り、参加国・地域の中で2番目に高かった。前回調査に比べてレベル4以上の割合は6ポイント増加した。
日本はいずれの年齢層においても、OECD平均を30点近く上回った。特に若年層の高得点が全体の習熟度レベルを引き上げている。16〜24歳の平均点は298.7点と高く、参加国・地域の中で1位だった。
■「読解力」も2位、低習熟の割合は微増
OECDはPIAACにおける読解力を「自分の目標を達成し、知識と可能性を伸ばし、社会に参加するために、書かれたテキストにアクセスし、理解し、評価し、熟考すること」と定義。記事や掲示物など様々な形で書かれた文章を読み、必要な情報を読み取る能力などを測った。
満点は500点で、「数的思考力」と同じ6段階で習熟度レベルを分類した。日本はレベル4以上が23.4%で、フィンランドに次いで2番目に高かった。
レベル1以下の低い習熟度の割合は10.4%で参加国・地域の中で最も少なかったが、2011年の前回調査より4ポイント増加した。(略)
続>>1■初実施の「問題解決能力」は1位
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No.1 主 熱波師
24/12/11 11:42:48
■初実施の「問題解決能力」は1位
初めての調査となった「状況の変化に応じた問題解決能力」は、フィンランドと並んで1位となった。「問題の解決方法がすぐにわからない中、状況の変化に応じて、自分の目標を達成する能力」を測った。
満点は500点で、得点によって高い方からレベル4(326点以上)〜レベル1未満(176点未満)の5段階に分類。日本はレベル1以下の割合が11.2%で、参加国・地域の中で最少だった。レベル4の割合は9.6%でフィンランドに次いで2番目に多く、OECD平均(5.0%)を大きく上回った。
文科省は「読解力や数的思考力が高いことが問題解決能力の高さにもつながっている」とみている。日本は3分野全てでレベル1以下となった人の割合が7.1%で、参加国・地域の中で最も少なかった。OECD平均は18.1%だった。(以下略)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE026QN0S4A201C2000000/
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