• No.1 自然観察指導員

    24/09/22 16:47:15

    体の関節が固まっており、正座どころか、あぐらをかくことすらできない子もいるのだという。他に先生たちは、どのようなところで子どもたちの運動能力の低下を懸念しているのか。本書の取材で挙がったのは、次のようなことだった。

    ・雑巾がけをさせると、顔面から倒れてケガをする。

    ・肩甲骨が固まっており、両腕を上げてバンザイをすることができない。

    ・100m走をやらせると、カーブで曲がり切れずに倒れてしまう。

    ・両腕両足を交互に動かすことができないので、行進やクロールができない。

    こうした子どもたちの運動能力を測る指標の一つが「ソフトボール投げ」だという。ボールを投げる動作は全身を使って行う。しかも、日常生活ではやらない動作が多い。そのため、運動能力の差が如実に表れるそうだ。国の統計によれば、2010年あたりから徐々に距離が低下。ちょうどタブレットやスマホが子どもの間に広がった時期と重なっており、その影響を指摘する研究者も少なくない。

    似たようなことだと、子どもの視力の低下も同じくらいの時期に低下している。小学生で視力1.0未満の子は、1986年には19.1%だったものの、2022年には37.88%にまで上がっているのだ(「学校保健統計調査」)。

    つづく

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