小泉進次郎氏、自民総裁選に出馬へ 40代の出馬表明は2人目、世代交代も争点

匿名

聖光学院(福島)

24/08/21 10:17:16

小泉進次郎氏、自民総裁選に出馬へ 40代2人目、世代交代も争点

2024/8/20 16:19(最終更新 8/21 07:17)

 自民党の小泉進次郎元環境相(43)は、9月に予定される党総裁選に立候補する意向を周囲に伝えた。複数の党関係者が20日、明らかにした。総裁選では小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が19日に出馬を表明した。40代の総裁選候補が2人も出馬するのは異例で、党の「世代交代」も争点に浮上しそうだ。一方、石破茂元幹事長(67)は24日に地元の鳥取県で、河野太郎デジタル相(61)は26日に出馬表明する方向で最終調整に入った。

 自民関係者によると、小泉氏は自民中堅に「総裁選に出る。長く一緒にやってきたから、ごあいさつだ」と出馬の意向を伝えた。また、別の「ポスト岸田」候補からの支援要請に対しては「総裁選に出るから応援できない」と断ったという。党ベテランには「出る準備をしている」と意欲を伝えた。(略)

 毎日 新聞が6月に実施した世論調査の「次の首相にふさわしい人」の質問で、小泉氏は石破氏、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)に次ぐ4位だった。父純一郎元首相ゆずりの歯切れのよさや、街頭演説などで聴衆を巻き込む巧みな弁舌に定評がある。(略)

 非主流派の要である菅義偉前首相は小泉氏の出馬に期待感を示してきた。両氏はいずれも無派閥で「脱派閥」を掲げ、連携して総裁選に挑むとみられる。

 一方で、小泉氏には党四役や主要閣僚の経験はなく、「まだ早い」(無派閥中堅)との声もある。今回の総裁選は「政治とカネ」で失墜した信頼の回復のため、選挙期間を従来より長い15日間とし、政策論争を充実させる方針だ。論客がそろうであろう総裁選での舌戦に小泉氏が耐えうるか不安視する声もある。

 小泉氏は関東学院大卒、米コロンビア大大学院修了。父親の純一郎氏の秘書を経て2009年衆院選で初当選し、現在5期目。党青年局長や筆頭副幹事長などを歴任し、19年に第2次安倍政権で環境相として初入閣した。【森口沙織、野間口陽】

https://mainichi.jp/articles/20240820/k00/00m/010/116000c

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