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- 南米から来た鍋
- 24/04/17 10:30:06
2024年4月14日
先日行われた韓国の総選挙。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領率いる与党は惨敗に終わりました。今回の選挙で一つの争点となったのが「少子化対策」。0.72という出生率は、世界でも最低水準で、「子どもを1人生んだら愛国者」とも呼ばれています。
■「子ども施設」需要なく「高齢者施設」に
韓国・南楊州(ナミャンジュ)市にある高齢者介護施設です。
高齢者介護施設 院長
「子どもの施設が減少し始めて、韓国も少子化社会となり、需要がないので業種を変更するきっかけになりました」
実はこちらの施設、元々は幼稚園でしたが、去年、高齢者介護施設にリフォームされました。
高齢者介護施設 院長
「このように、幼稚園で使っていた教具をそのまま高齢者施設で使っています」
「(Q.『少子化』を実際に感じる?)肌で感じますね。若い層も子どもを1人か全く生まない人が増えています。国も深刻に考えて少子化対策を打ち出していますが、効果は低いようです」
韓国では「一人の女性が一生の間に出産する子どもの数」を表す「合計特殊出生率」が0.72(2023)と世界的にも異例の「超少子化」が進んでいて、多くの研究機関が韓国を「人口減少で地球から消滅する最初の国」と予想しています。
続く
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