「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がる へのコメント（No.85）

数年前小学校の学校だよりに「友達は君さんをつけて呼びましょう」と書いてあった。ついに地元でもあだ名、呼び捨て
下の名前禁止になったのだ。
子どもの頃は、良くも悪くも学校でどう呼ばれているかで、自分の立ち位置を意識させられるものだ。可愛い名前の女の子は先生からも下の名前で呼ばれていたが、自分の名前はありがちだし、姓＋さんではつまんないヤツ認定のような気がした。あくまでも子どもなりの解釈で考えても仕方ないことだけど。
中学校になると、多数派の小学校出身の生徒が、アウェイな者には由来のわからない変わったあだ名で呼びあっていた。
それを外野だった者が真似して呼ぶのは許されない雰囲気だった。教師さえも例外ではなかった。あだ名は親しみどころか閉鎖性の元になることもあることを思い知らされた。
でも一律に男女関係なく、さん付けを押し付けるのは、微妙な問題の臭い物に蓋をする姿勢が見え見えで、いいこととは思えない。