- なんでも
- ハツ
- 21/10/28 10:40:22
約40年連れ添った夫は2年前に亡くなった。
持ち家で息子夫婦と暮らしていたが今年1月、家を出ることを決めた。
「すぐに新居は決まるだろう」。そう考えていたが現実は違った。
片足に持病があり、エレベーター付き物件をインターネットで探し、不動産店に連絡を取った。「そこは大家さんが受け入れてくれない」「1人暮らしは何かあったら困る」-。
見つけた二十数戸は高齢を理由に全て拒否された。
家賃の安い公営住宅への入居も考えた。
しかし、住み慣れた地域にはなく、諦めた。
物件を探して約1カ月半。ようやく知人の不動産店が紹介した1DKのアパートに入居できた。 収入は国民年金と夫の遺族年金から介護保険料が天引きされて月約14万円。
6万5千円の家賃は重くのしかかる。生活費を支払うと残りはほぼゼロ。食費は1日千円以内に抑えている。「切り詰めても、家賃だけはどうにもならない」 医療費も悩みの種だ。月ごとの自己負担分は、高額療養費制度で上限が設けられている。国は医療費削減を目指し、70歳以上の上限を2017年から引き上げた。女性の上限額は1万8千円(年間上限額は14万4千円)。足の通院を思うと、将来の不安は募る。「医療費まで増えると、もっと家賃の安い家に引っ越さないと」とつぶやく。
はじめからマンション購入してれば、修繕費と管理費だけで分譲マンションに住めたのにね。
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