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- 20/05/14 09:02:36
「共に市民党」公認漏れ団体が李容洙さんをけしかけたって?
2020/05/09 10:20
「共に市民党」の尹美香(ユン・ミヒャン)当選人は8日、フェイスブックに、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんに関して「1992年に申告の電話をしていたとき、私が事務室で電話を受け、蚊の鳴くほどの声を震わせながら『私は被害者じゃなくて、私の友人がね…』と言っていたあのころのあの状況を、つい昨日のことのように覚えている」と書き込み、さらに「そしてほとんど30年を共に歩んできた」とつづった。2人は1992年に挺対協(挺身隊問題対策協議会。正義記憶連帯の前身組織)で出会い、「日本軍慰安婦問題解決」を目標に、共に活動してきた。しかし募金の用途などを巡って互いに違うことを言い、関係は最悪の方向へと進みつつある。
韓国政界でも関連の攻防が続いた。市民党の禹希宗(ウ・ヒジョン)共同代表は、ラジオで「李さんの周囲にいるチェ氏という方によって(李さんの)記憶が少しゆがめられているようだ」と語った。禹共同代表が言及したチェ氏とは、慰安婦問題関連の活動を行ってきたチェ・ヨンサン氏を指していると解釈されている。チェ氏は「行こう平和人権党」の代表で、同党は市民党の比例代表公認から排除され、比例党連合を離脱した。市民党では、これに不満を抱いたチェ代表が今回の記者会見をけしかけたとみている。これについてチェ代表は「(李さんが)随分前から胸の内に収めておいたことをぶちまけただけ」と語った。
保守系野党「未来統合党」の金成願(キム・ソンウォン)スポークスマンは論評で「会見内容が事実であれば、尹当選者は、日帝統治下でひどい苦労を味わった元慰安婦の痛みすら自分の栄達のために利用したということ」だとして、「自分の立身揚名のため、李さんが尹当選者の出馬を応援したとうそをついたのであれば、辞退すべき」と指摘した。同じく保守系の比例政党「未来韓国党」の趙太庸(チョ・テヨン)スポークスマンも「全ての会計が被害者のための活動に執行されたのかどうか、調べてみなければならない」と主張した。陳重権(チン・ジュングォン)元東洋大学教授は、フェイスブックに「(慰安婦)問題へ過度にイデオロギー的にアプローチするせいで、肝心の問題解決の主体たるべき元慰安婦が、市民団体側で主導する運動の手段に転落したと感じているもよう」と書き込んだ。
尹当選者は今月15日、与党「共に民主党」と市民党の合党手続きが終わったら民主党所属になる。しかし民主党はこの日、尹当選者を巡る論争について特に見解を表明しなかった。
チェ・ヨンジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/09/2020050980025.html
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