- なんでも
- 文禄
- 20/05/13 11:05:57
【まとめ】
・室井佑月による「あのぉ、三権分立って知ってます?」と首相を小馬鹿にした内容の記事が週刊朝日に掲載された
・しかし北村隆司は室井氏が意見の根拠として示した事実の殆どが間違いだと説明
・特に、日本が「報道の自由度のクラス分け」において先進国で唯一クラスを落としたのは、マスコミの腐敗も原因だと指摘した
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http://agora-web.jp/archives/1585282.html
「安倍首相によって日本がどんどん変わってしまうのではないか?」と危機感を募らせたタレントの室井佑月さんが、週刊朝日3月7日号に「あのぉ、三権分立って知ってます?(https://dot.asahi.com/wa/2014022600049.html)」と首相を小馬鹿にした記事を載せた事を知り、本屋に出かけて探してみますと「独裁国家をめざしてる?」と言う見出しの記事がそれである事が判りました。
記事を読んで、ご自分の「三権分立」に対する無知を棚に上げて安倍首相を嘲笑する室井さんの心臓の強さと、間違いだらけの原稿の校正もせずにそのまま掲載する週刊朝日の無責任振りに驚きました。
室井さんは「今の世の中が本気で怖い。最愛の息子は今後、人生を享受することができるんだろうか。毎日、そんなことばかり考えている。都知事選の投票率の低さを考えれば、あたしの心配をガハハと嗤(わら)い『バッカみたい』という人が多数なんだろう」と書いていますが、これは事実問題と言うより室井さんのご意見ですので、室井さんのご自由の範囲です。
問題は、ご自分の意見の根拠として示した事実の殆どが間違いだと言う事にあります。
集団的自衛権の行使容認について質問した民主党議員が、内閣法制局長官の答弁を求めたのに対し、「質問者は法制局長官の答弁を求めているが、私が最高の責任者であって、政府の答弁にも私が責任を持つ」と安倍首相が答弁した事を問題視した東京新聞が、「三権分立 崩す」という見出しの記事を書き、同じ問題で自民党総務会の一部議員が「三権分立を根底から崩す」と批判したと言う報道がありました。
何を勘違いしたのかこの報道に飛びついた室井さんは、「あのぉ、三権分立って知ってます? 小学6年生のときに社会科で習う。立法、行政、司法――つまり国会、内閣、裁判所の三つの独立した機関が相互に抑制し合って、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する、憲法でそう定まっている。中学受験では基礎中の基礎、低レベルの問題だ」と安倍首相の「三権分立」の無知振りを皮肉まじりで非難しています。
これほど「天に唾する」と言う喩えがぴったりする、事実と間違いを取り違えた記事は読んだ事がありません。
そこで、法律に素人のお前こそ本末転倒の張本人だと非難される事を承知で、室井さんの書かれた記事の事実誤認を具体的に指摘したいと思います。
続く
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