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- 匿名
- 19/11/29 18:56:52
11/29(金) 12:30
児童養護施設や乳児院の子どもの七五三を「特別な一日」にするボランティア団体が東京にある。
所属するのは美容師やメーキャップアーティスト、カメラマンら。首都圏の施設に出向いて子どもの髪を結い、化粧や着付けをして、晴れ着姿を写真に収める。
子どもたちは大喜びだ。この活動は全国にも広がりつつある。
ファッションのプロが子どもを祝福する思いとは……。
「クルクルっと髪を巻いてあげるね~」
「お化粧、ポンポンするよ。ポンポンポーン」
「ピンクと赤、どっちの着物にする?」
全国的に「七五三詣で」のピークとなった11月17日の日曜日。神奈川県にある相模原南児童ホームの大きな部屋には、子どもたちの明るい声が響いていた。
七五三を迎えたのは7歳4人、5歳5人、3歳1人。
誕生日の8歳女児を含めた11人が祝福を受けた。
美容師が、女児の髪を一生懸命にとかす。
メークの担当者は顔色が明るく見えるようチークをほおにはたいた。テーブルにはホットカーラーやメーク道具、化粧品、整髪料などが並んでいる。
ハンガーには着物や袴が掛けられ、着付けの担当者は子どもの着丈に合わせて腰ひもを結び、華やかな晴れ着姿に仕上げていく。
同ホームに限らず全国の児童養護施設には、貧困や虐待、ネグレクト(育児放棄)、保護者の死や失踪などにより生みの親と一緒に暮らせない子どもが入所している。過去の体験から大人に警戒心を抱く子もいるが、メンバーもそうした社会的背景を把握していて、「今日、何時に起きたの?」「好きな色は何?」などと優しく声を掛けながら、少しずつ距離を縮めていく。
メークの担当者が「お化粧、好きなのね」と口紅を塗りながら鏡の中の女児をのぞき込むと、はにかんだ笑顔が返ってきた。部屋の中は終始、劇場の舞台裏のような慌ただしさだが、こうした丁寧なアプローチもあって、子どもたちの表情は生き生きとしていく。生みの親が来ていれば、仕上げに参加してもらうこともある。
支度が終わると女児数人が集まり、「わあー、似合うね」「そのバッグかわいい」などとはしゃいでいる。同ホーム所長の曽我幸央さんは目を細めた。
「ホームでは着付けができる職員が少なく、何度かに分けて七五三を祝っていました。3年前にボランティアさんの存在を知って以来、毎年お願いしています。今日も11人そろって祝うことができ、本当に特別な一日になりました」
色とりどりの着物は手入れが行き届いている。
活動に賛同し、クリーニングで支援してくれる業者も
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