• No.4 匿名

    19/11/29 19:00:35

    ■施設は恒常的な人手不
    厚生労働省によると親と暮らせない子は全国に約45,000人(2018年度末)おり、そのうち半数以上が児童養護施設や乳児院で生活している。
    施設の子どもの約6割は、過去に虐待を受けているという。マスコミの取材に対し、十分なプライバシーへの配慮が求められるのもこういった理由からだ。
    障害を抱える子も約3割おり、より専門的なケアが必要とされる。

    理想は職員の数を増やし、子どもの定員を減らすことだ。しかし、ほとんどの施設が恒常的な人手不足であることから実現は難しい。職員それぞれの裁量で「働き方」を工夫しながら、ケアの質を下げないよう努めている。そんな中、イチゴの活動は一つの救いとなっていると話す。

    「施設外の大人と関わることで、子どもにとっては非日常の体験ができます。しかも七五三という特別な日を最高の形で祝うことができる。職員が同じことをしようとすれば、さまざまな調整をせねばなりません。ボランティアの方々のサポートは私や職員にとってもありがたいです」

    広野さんと職員に見守られて七五三を迎えた女児。
    都内の児童養護施設にて(筆者撮影)

    ■「イチゴの七五三」が全国へ
    市ケ坪さんは「古い着物って素晴らしい。それまで着た人や着付けた人の気持ちが伝わる気がするから」と話す。着物に袖を通した子どもたちは、いつもと違う気分になって「おめでとう」と言われる。祝福するのは職員、生みの親、イチゴのメンバー、神社にいた参拝客などさまざまだ。

    そこにいる人たちは、改めて七五三の意味を考えることになる。起源は諸説あるが、子どもの死亡率が高かった時代、節目の年齢まで成長できたことを感謝し、長命を願った。「子どもは宝」という思いを表す日本の伝統行事である。

    「子どもを真ん中に置いて、いろんな立場の人が集まり、祝福します。分野を超えて活動する才能と、血縁を超えて子どもの存在を大切に思う人たちが、子どもの存在を輝かせ、成長を喜ぶ。これがイチゴ流の七五三です」(市ケ坪さん)

    子どもたちの記念日を「祝福したい」という気持ちを持った大人は、どこにでもいるはず。だからこそ、「イチゴの七五三」が全国へ広がることを願ってやまない。

    イチゴのメンバーと職員から祝福を受ける女児。
    晴れ着姿の男児。女児の支度が終わるのを待つ。
    女児2人が仲良く並びピースをして記念撮影

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