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- 18/11/07 21:08:55
2015年6月26日、アメリカ連邦最高裁判所は、同性婚を合憲とする判決をだしました。そこで今回は、戦国時代の“男性同士の恋愛”についてお話していきます。主役は、織田信長です!
■1:前田利家と添い寝した!?
14歳から信長に仕え、15歳に小姓となった人物がいます。加賀藩初代当主の前田利家です。
ある日、安土城の酒の席で、信長は「利家と添い寝した」と大胆発言をしたそうです。このエピソードは、加賀藩の史料『利家公御夜話』に収められています。
男同士で添い寝。信長は利家に、一体何をしたのでしょうか? 自分の武勇伝を聞かせたのでしょうか。それとも、真面目に兵法の話でもしたのでしょうか。いや、もしかしたら……色々と想像してしまいますよね。
■2:森蘭丸と本能寺で最期を共にする!
信長に愛された家臣といえば、豊臣秀吉が有名ですよね。また、先ほどお話したように、前田利家も信長の寵愛を受けていました。
その二人以上に愛されたのが、森蘭丸。13歳のときから、信長の小姓を務めた人物です。信長は蘭丸のことを周りに自慢し、いつも傍に置いていたそうです。
しかし、明智光秀が起こした“本能寺の変”により、蘭丸は18歳の若さでこの世を去ります。
“信長と蘭丸が恋愛関係にあった”という決定的証拠は残っていません。ひょっとすると、敵に囲まれた本能寺で、信長が「蘭丸とし ねるなら本望!」と叫んでいたかもしれませんね。
いかがでしたか?
以前、「信じられるのは●●だけ…戦国武将にはなぜオトコの恋人がいたのか?」でもご紹介した伊達政宗、今回ご紹介した織田信長だけでなく、武田信玄や徳川家康にも“男性を愛した”というエピソードが残っているようです。
今年10月末にも、東京渋谷区で、同性パートナーシップ証明書が発行される予定。日本で同性婚が合法化するのも、遠い未来ではないかもしれません。
天国にいる、乱世を駆け抜けた武将たちも、“同性婚ができる世の中”の訪れを待ち望んでいることでしょう。
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