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給食に髪の毛や虫の死骸…福岡・田川で46件
福岡県田川市が業者に委託している中学校の給食で4月以降、髪の毛や虫の死骸などの異物混入が46件確認されたことが、市教委などへの取材でわかった。
健康被害は報告されていない。市教委は製造過程で混入した可能性が高いとみて、福岡市南区の製造業者に再発防止を求めた。この業者が納入する県内3市町の中学校でも異物が確認され、業者は「チェックが不十分だったかもしれない」と釈明している。
田川市教委によると、市立中学校7校で4月から弁当形式の給食を開始。同10日から7月までに髪の毛34件、虫の死骸5件、プラスチック片や樹脂片、食材の骨片など5件の混入が確認された。
市教委は4月下旬、福岡市内の工場で製造工程を確認したうえで再発防止を要請。その後も混入が続き、8月下旬にも工場を訪れ、密閉性の高いヘアネットの着用や、防虫カーテンの設置など対策が施されたことを確認した。しかし、今月も骨片と髪の毛のような異物が1件ずつ見つかった。
Yomiuri Shimbun 9月26日- 0
17/09/27 15:21:08