角松
事件の動機や背景を解き明かすべく審理が始まった。16日開かれた元名古屋大学生の女(21)=事件当時16~19歳=の初公判。知人の高齢女性を殺害し、同級生に猛毒を飲ませたなどとされ、「人を殺してみたかった」などの供述は社会に衝撃を与えた。結論を出す裁判員も難しい判断を迫られることになる。
16日午前10時10分、名古屋地裁第2号法廷。姿を現した元学生は、肩まで伸びた髪を無造作に後ろで伸びた髪を無造作に後ろで一つにまとめ、白いマスクに黒っぽいジャケットとズボン姿で入廷した。遺族や傍聴席に目を向けることはなかった。
証言台ではマスクを外した。事件当時は未成年だったため名前は呼ばれず、山田耕司裁判長に生年月日などが起訴状通りか聞かれると「はい、間違いありません」と落ち着いた様子で答えた。検察官が起訴内容を読み上げる約5分間、じっと動かずに前を見据えた。
裁判長から起訴内容について「何か間違っているところはありますか」と尋ねられると「はい、あります」とはっきりした口調で答え「(硫酸)タリウムを混入した際、死んでも構わないと思ったことはありません」と否認した。放火未遂事件でも一部に異議を唱えたが、殺人事件には触れず、裁判長から重ねて尋ねられ「特にございません」と述べた。
元学生は両親と妹との4人家族の家庭に育った。かつての同級生によると、元学生は中学生の頃から「毒に興味を持っている」と話し、高校2年の5月には親のクレジットカードを無断で使って薬品を購入し父親に見つかって警察へ相談に連れて行かれている。2012年、同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませたとされる事件の直前だった。
名古屋大入学と同時に1人暮らしを始め、体育会系の部活動をしていた。一方で、その年の夏ごろにはツイッターに「日常を失わずに殺人を楽しめることが理想」などと、殺人願望を想起させる投稿を始めていた。
逮捕後の調べに対して「タリウムの症状を観察したかった」「焼死体が見たかった」などと供述した元学生。法廷での発言に注目が集まっていた。
一方、元学生の中学時代の同級生で硫酸タリウムを飲まされたとされる女性は、初公判を前に代理人弁護士を通じて「今は裁判の行方を見守りたいと思っています。被害を受けてから長く苦しんできましたが、被告には自分のしたことを正直に話し、きちんと反省して、罪を償ってほしいと思っています」とのコメントを出した。
16日は初公判の傍聴券を求めて、77の一般傍聴席に対し366人が名古屋地裁前に並んだ。地裁による傍聴者の手荷物検査などに時間がかかり、開廷が予定の午前9時45分より約25分遅れた。【野村阿悠子】
◇弁護側「複雑で重篤な精神面の障害」
検察側は冒頭陳述で元学生が「人の死や人体変化に強い興味を持ち約2年半で各犯行に及んだ」と指摘した。
高校の同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませた殺人未遂事件について「死んでも実験結果として受け止めることにしていた」と主張した。大学入学後、仙台市のパート女性方を妹の同級生の自宅と間違えて火炎瓶で燃やそうとした際に人を殺して観察したいと思うようになり2014年11月ごろ、森外茂子さん(当時77歳)の殺害を決意したとした。
森さん殺害後もさらに人を殺したいと思い帰省した際、パート女性宅を再び放火しようとしたと述べた。
これに対し弁護側は元学生について「複雑で重篤な精神面の障害がある。共感性がなく興味の対象が極めて狭く、頭に浮かんだことをすぐ実行してしまう衝動性が高い。中学1年生ごろには、そう状態になった時に全く抑止力が働かなくなった」と主張した。
硫酸タリウム事件について「高校で化学の成績が良く、自分が万能な科学者だと思うようになりタリウムの中毒症状を観察したい衝動を抑えきれなくなった」と述べた。殺人事件は「常に死に対して強い関心があるが、14年秋ごろ、ひどく落ち込むようになった後、強いそう状態に陥り死ぬ過程を見たいとの衝動を抑えきれなくなった」とした。
その上で事件全体について「責任能力はない」と訴えた。
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No.73 盛合せ(5本)
17/02/08 08:19:40
タリウム事件の元名大生「殺人未遂は何回かある。人の人生狂わすのは面白い。人なら誰でもいい。未成年のうちに絶対殺ってやる」
名古屋市で高齢女性を殺害し、仙台市で高校の同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませたなどとされる元名古屋大学生の女(21)=事件当時16~19歳=の裁判員裁判で、検察側は7日、2014年12月7日の女性殺害前後に元学生が妹に送っていたメール12通の内容を示した。
「人の人生を狂わすのは面白い」などと記していた。
検察側は名古屋地裁(山田耕司裁判長)の公判で、元学生が14年10月10日から女性殺害直後の同12月7日午後までに妹に送信したメールを読み上げた。
捜査当局が妹の携帯電話を押収して解析し、明らかになったという。
メールでは、高校2年時の12年に硫酸タリウムを飲ませたとされる同級生の男性について「懐かしい」と記載していた。
さらに「今のところ殺人未遂なら何回かあるけど殺人はないんだよな」「人なら誰でもいい」「未成年のうちに絶対殺(や)ってやるから」と書いていた。
また、仙台市の元学生の実家から「2個体での実験の結果 神経炎 胃腸炎 手足のしびれ 脱毛の確認(硫酸タリウム)」と記されたノートが見つかっていたことも明らかにした。
タリウム中毒になった2人の症状を記録したとみられる。
このほか検察側は、元学生の父親の調書も朗読した。
それによると、父親は元学生が高校2年の春ごろから薬品を購入していたことを妹に聞いて把握し、パソコンの検索履歴から元学生がインターネットで猟奇殺人や毒物について調べていたことに気付いていた。
父親は調書で「薬品を取り上げ、警察にも相談した」「(元学生は)高校2年の終わりごろから成績が急に良くなり、薬品やナイフに興味を持たなくなったと思ったが、その後、上着のポケットに折りたたみナイフが入っていてがっかりした」などと述べていた。
http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00m/040/167000c
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No.141 ラストオーダー22時
17/03/10 01:29:42
>>140続き
【元同級生の男性の意見陳述】
事件のせいで、思い描いていた目標や夢は台無しにされた。特に目がほとんど見えないことでとても不自由を感じている。普段は嘆いたり悲しんだりしないようにしようと思って生活している。現実と向き合い、乗り越えようと努力する生活にも慣れた。
それでも、電車に乗る際や買い物、運動時など、日常生活のさまざまな場面で自由が利かず、「この事件さえなければ」と感情が高ぶる。大学での勉強でつまずくと、事件当時のことを思い出す。すごく歯がゆい。被告が許せなくなり、元の体に戻してほしい、事件前に時間を戻してほしい、と叫びたくなる。
高校時、原因も分からないまま腹痛になり、食事も喉を通らなくなった。髪の毛は大量に抜けた。いったいどうしたんだろう、このまま死んでしまうのではないかと、不安で押しつぶされそうだった。腹痛や脱毛が落ち着いた頃、今度は目が見えなくなり、脚に力が入らなくなった。歩くことさえできなくなった時は正直、心が折れた。精神的にすごくつらかった。
「タリウムを投与したらどうなるのか」という身勝手な動機で、実験台にされた。なぜ自分の命を懸けて被告の実験に協力しなければいけないのか、全く理解できない。人の命を何だと思っているのか。もし、自分が命を奪われたらどう思うのか。
この法廷で被告から反省や謝罪の言葉が聞けると思い、(被害者参加制度を使って)公判に参加したが、最後まで反省や謝罪は聞けず、被告は事件のことをまるで人ごとのように話していると感じた。これ以上、謝罪や反省は求めない。許すつもりもない。一生刑務所に入り、罪を償ってほしい。
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_13022.html
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