交際相手を“殺人未遂” ２９才女逮捕 知人死亡の関連捜査 福岡

NHK

警察は、別れ話のもつれから殺害しようとしたとみて調べています。

また、事件の３週間余りあとには、八女市内の山中の沢で、佐久田容疑者と２か月ほど前まで同居していた２５歳の女性が高さ６０メートルの橋から転落して死亡しているのが見つかり、遺体から薬の成分が検出されたということで、警察は女性が死亡したいきさつについても捜査しています。
05月27日

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　連続殺人事件に発展する可能性が出てきた。

　佐久田なつき容疑者（２９＝福岡市博多区）。

　昨年４月４日未明、佐久田容疑者は久留米市の当時の自宅で交際中の男性（２９）に多量の睡眠薬を飲ませ、意識もうろうにしたところを、ひもで首を絞めて殺そうとした疑いが持たれている。

「被害者男性の母親が受け取った息子からのメールの様子が変だったため、現場に駆け付けたところ意識不明の状態の息子を発見しました。
すぐ病院へ連れていき、頚部皮下出血で全治１０日でした。
被害届は出していませんでしたが、その後、県警が転落死事件を捜査する中で、この事件も明らかになり逮捕に至りました」（捜査事情通）

　転落死事件――
殺人未遂事件の３週間後の同２９日午後、佐久田容疑者の知人女性が、八女市の耳納大橋の下で死亡しているのが見つかった。

　耳納大橋は、筑後地方にある耳納連山の西端に位置する全長１５０メートル、高さ６０メートルのアーチ状の橋だ。

地元住民によると
「昼間でも人通りは全くなく、１日に車が何台通るのか、というぐらい静かなところです」という。

人通りがなく、沢まで高さがあることから、“自殺スポット”としても知られている。

「転落死した知人の女性も佐久田容疑者と同じように風俗で働いていて、２人は仲が良かった。
一緒に暮らしていたこともあったようです」
（前出の捜査事情通）
　自殺に見せかけた犯行の可能性もある。
本格的な捜査はこれからだ。

(日刊ゲンダイ)

　女を２０日にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。

　女は福岡市博多区の無職佐久田なつき容疑者。
昨年４月２９日未明ごろ、八女市上陽町の耳納（みのう）大橋から、飲食店従業員の池田麻里さん
（当時２５）＝同県久留米市＝を何らかの方法で転落させ、殺害した疑いがもたれている。
同日昼、橋から約
６０メートル下の沢で池田さんの遺体を観光客が見つけた。
死因は脳幹損傷で、転落によるものとみられる。
遺体からは睡眠薬の成分が検出された。

朝日新聞

　福岡県八女市の山中で知人女性を橋から転落させて殺害したとして、県警は２０日、福岡市博多区店屋町、元風俗店従業員、佐久田（さくだ）なつき被告（２９）＝殺人未遂罪で起訴＝を殺人容疑で再逮捕した。
黙秘している。
県警は同日、八女署に捜査本部を設置し、詳しい経緯を追及する。

　逮捕容疑は昨年４月２９日未明から朝にかけて、八女市上陽町の耳納（みのう）大橋（全長約１５０メートル、高さ約６０メートル）から、薬剤の影響で意識がもうろうとしていた久留米市六ツ門町の飲食店従業員、池田麻里さん（当時２５歳）を転落させ、殺害したとしている。
　捜査関係者によると、池田さんは４月２９日午後０時５５分ごろ、橋の下の沢で倒れているところを通行人に発見された。
死因は頭部打撲による脳幹損傷。
バッグなどの所持品は見つかっておらず、遺体からは佐久田容疑者が持っていたのと同じ種類の睡眠導入剤の成分が検出された。

　遺体発見現場は八女市の中心部から約１０キロ離れた山中にある。
池田さんは運転免許を持っておらず、自殺する動機も見当たらなかったことから、県警は直前まで一緒にいたとみられる佐久田容疑者が死亡の経緯を知っている可能性があるとみて捜査。
県警は関係者の供述などから２人が佐久田容疑者の車で現場まで行ったとみているが、目撃者はおらず、佐久田容疑者はこれまでの事情聴取に「記憶がない」などと関与を否定していた。

　２人はかつて同じ飲食店で働いていた元同僚で、事件の約２カ月前まで久留米市内で同居していた。
池田さんの父実さん（６１）は逮捕を受け、「麻里はもう帰ってこない。
（佐久田容疑者には）本当のことを話してほしい」と話した。
朝日新聞

毎日新聞

　２人の間に交際相手などを巡るトラブルがあったとみて詳しい経緯を追及する。
　池田さんは４月２９日午後０時５５分ごろ、橋の下の沢で倒れているところを発見された。

　池田さんとは２０１４年１０月～１５年１月ごろ、久留米市の同じ飲食店に勤務｡
同じ頃、交際していた男性と池田さんの３人で同市内の容疑者宅で、同居していたという｡

　昨年５～６月、県警から計６回、任意で事情聴取を受けたが、「記憶にない」などと関与を否定した。

　佐久田容疑者は昨年４月４日、当時交際していた男性（３０）に睡眠薬を飲ませて絞殺しようとしたとして、殺人未遂罪で今月１７日に起訴された。

女性が転落したとみられる耳納大橋

被害女性、知人に前夜話す　

　八女市で池田麻里さん（当時２５）が転落死してから１年余。
池田さんの知人は当初から「死に不審な点がある」と感じていた、と取材に話した。

　「これから友達と橋に行く」。
池田さんと親しかったという２０代女性は昨年４月２８日の夜、池田さんにそう言われた。
女性が知らない名前だったという。

　数時間後の２９日午前１時半、ＬＩＮＥ（ライン）で
「しんどいよー」とメッセージが来た。
「あまり無理しないで」と返信したが応答はない。
池田さんは同日昼、橋の下で死亡していた。

　女性は池田さんとボウリングやネイルに行く約束をしていた。
「悩んでいる様子もなかったし、自殺は考えられない。
人なつっこくてすぐ友達ができる明るい子。仲が良かったから悲しい」

　２人を知る男性は容疑者について
「池田さんが他の女性と仲良くしていると怒ることもあった」と話した。

朝日新聞

佐久田なつき容疑者は、警察の調べに黙秘しています。

捜査関係者などによりますと２人は去年２月までのおよそ４か月間、久留米市内で同居し、その際、佐久田容疑者の子どもを巡ってﾄﾗﾌﾞﾙがあったという。

佐久田容疑者の子どもは一時、警察などに保護されました。

動機などを慎重に調べています。

(6/21 福岡放送)

>>69
(週刊実話)

怖い女！ ヤバすぎる痴情怨恨

　色恋沙汰に絡む事件は女の方が残虐な場合が多いようだ。

　「あの女にすべてを奪われた」

　逮捕前、風俗嬢の女は事情聴取に対し声を絞り出すように語った。

　「池田さんの事件を捜査している過程で、佐久田容疑者が昨年4月4日未明、同居していた元交際相手のA氏(29)に大量の睡眠薬を飲ませ、ロープで首を絞めて殺そうとしたことが発覚した。
これにより佐久田容疑者は5月20日、殺人未遂容疑で逮捕、起訴されていたのです」(捜査関係者)

　この捜査関係者によれば、A氏への犯行は切り出された別れ話が原因と見られている。

　「佐久田容疑者と
A氏、そして池田さんは一昨年の秋頃から
3人で同居をしていた時期があった。
佐久田容疑者はその別れ話の理由が、A氏と池田さんの関係によるものと一方的に思い込み、A氏の首を絞め、さらに池田さんへの犯行に至ったようです」
(全国紙社会部記者)

　佐久田容疑者は沖縄県の出身。
地元の商業高校を卒業後、専門学校で会計処理の資格を取るため福岡県に出たという。

　「しかし、すぐに挫折して水商売に入り、最近では風俗嬢で生計を立てていた。
一方、久留米市出身の池田さんは6人兄弟の長女。
高校時代からアルバイトで得た収入で家計を助けていたそうです」(地元記者)

　その2人が久留米市内の同じ飲食店で勤め始めたのは約3年前だった。

　「ほどなく2人はマンションで同居するようになり、その後、佐久田容疑者が店で知り合い、付き合い始めたA氏も一緒に住むようになったのです」(佐久田容疑者を知る飲食店店主)

　「佐久田容疑者は事件後すぐに久留米から福岡に引っ越し、今年1月には新しくできたという彼氏との画像を掲載し、ハイテンションなコメントを残している。
それが自分をごまかすためなのか、異常な二面性を持ち合わせているからなのかは、まだ分かりません」
(前出・全国紙記者)

　御同輩、三角関係のもつれは怖いこわい！

>>80
山中に花供え続ける両親　

2016年7月8日

耳納大橋に供えた花を取り換える池田麻里さんの両親＝６月２６日

　家族思いだった娘を失った両親は「寂しい思いをさせたくない」と、現場を花で彩り続けている。

　八女市中心部から約１０キロの山あい。
全長約１５０メートルの耳納（みのう）大橋の中ほどに、ひときわ色鮮やかな一角がある。
カーネーションやヒマワリなど約３００本の花々が並ぶ。
ほとんどは池田さんの両親が手向けた。

　６月最後の日曜日。
久留米市に住む両親は、この日も橋を訪れた。
バラなど約５０束とヒマワリ約３０本を古い花と取り換え、手作りのおむすびも供えた。

朝日新聞