【子供とスマホ】出会い系は子供も興味を持つから子供のスマホ所有は絶対NO！

■フィルタリングは気休め
出会い系サイトを運営する者として以前に、ゲームメーカーの勤務歴から学んだ事は、ガラケーからスマホに転じさせる事、これに尽きます。

その為、中高生の間ではガラケーがダサい、今どきスマホ持ってない人なんていないとガラケー所有者に時代遅れ感を植え付けさせます。

それがテレビのコマーシャルや意図的に作成されたスマホサイト、ガラケーと比較してスマホが如何に面白いかをアピールしたサイトなどベンダーが一般人を装い作成されたサイトもあります。

スマホはガラケーに比べ非常に魅力的な演出が行え、ゲームをおもしろく見せる事が出来ます。そしてもう一点はスマホ特有の機能。

スマホはアプリがインストール出来るメリットがありますが、これがフィルタリングを解除出来る一番の弱点です。

例えば、ブラウザ型フィルタリングサービスを使うと、有害サイトにアクセス出来ないと信じている方も多いと思いますが、ブラウザは１種類ではありません。キャリア側は（iPhoneやAndoid問わず）有害サイトのブロックを行う安全性を謳ってますが、それは「今使っているブラウザ」に対してのみ有効なだけです。

未成年、特に子供の場合は好奇心が旺盛で、フィルタリングを解除する為には様々な事を試そうとします。そして、意外にも簡単にフィルタリングは解除出来てしまいます。

それがサードパーティ製のブラウザをインストールし、そのブラウザでアクセスした時。サードパーティ製のブラウザではフィルタリングサービスに何の効力もありません。

それを狙っているのか、わざわざフィルタリングを解除させる為の暴露サイトを作り、子供にゲームや有害サイトに誘導しようと広告まで付けています。

ガラケーの頃は、ブラウザのインストールやwifi接続も無い為、フィルタリングで充分に機能を発揮していましたが、スマホはそういう訳には参りません。サードパーティ製ブラウザのインストールがフィルタリングサービスを無効に出来るという事はよく覚えておいてください。

続く

■依存性の注意
ゲームや出会い系サイトには依存性があり、ついついアクセスしてしまう子供が多いのも特徴です。

ゲームだけでは無く、コミュニケーションツールのLINEは既読サービスがある為、返信を強要しているかの様に意図的にスマホを利用させようとしています。

大多数の出会い系サイトは無料でも使える為、これもタチが悪い。

スマホ依存という言葉がある様に、常にネットに繋がり誰かと会話していないと安心出来ない、常にスマホが気になる、勉強が身に入らない、お風呂にもスマホを持ち込む、歩きスマホで事故に遭遇する、最悪は歩きスマホで還らぬ人となってしまう。

これは子供だけでなく大人にも同じ事が言えます。

歩きスマホの危険性は承知していると思いますが、スマホが気になって、ついスマホを扱ってしまう。

でもよく考えてみてください。パチンコメーカーと一緒で、中毒性を与えているのはアプリを開発したメーカーの策略です。依存症を起こしてでもゲームや出会い系サイトにハマって遊んでもらわないとメーカーも儲からない訳です。

善悪の分別がつく大人でさえ歩きスマホで事故に遭うくらいですから、子供は余計に危ないです。

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恐ろしい世の中だから親が言い聞かせてもね…

■スマホ依存は別の問題も引き起こす
スマホを買ってもらった時は嬉しくて頻繁に扱い続けると思います。それが子供です。

しかし、そのうちスマホが気になり、いつもスマホを扱っていないと不安になる、LINEのメッセージも気になる、そしてついついスマホにハマって学校にも行かずスマホを扱ってばかり、学校に行っても登下校時にスマホばかり扱い歩きスマホになってしまう。

子供の脳は未発達な為、高校生でも良識に欠ける行動をします。

出会い系を運営して、たくさんのユーザを見て来ましたが、一度ハマってしまうと次から次に新たな出会いを求めたり、刺激を求めてパチンコや競馬にハマったり、遊ぶ事が止められなくなり、良識のある大人が仕事を辞め出会いや遊びにハマっていく様を見て来ました。

そして、バーチャルな世界と現実世界の違いを認識出来ず、簡単に人を殴って暴行事件（最悪は殺人）を起こしたり、見ず知らずの人を写メで撮影しブログにアップして損害賠償請求を受けたり、成人後に自動車事故を起こしても救命措置を取らないどころか死んでも良いと思って引きずったり、様々な問題が発生します。

スマホだけが原因とは言いませんが、一時期前では考えられない様な問題ばかり起こっています。

依存症で一番怖いのはお金の使いすぎ。少しでもお金が余ったら、すぐ使い込んでしまう。昔はパチンコ依存やギャンブル依存で言われていた事が、今ではスマホでも同じ事が発生しています。

そういう人に多い問題が凶暴化。依存症を発症すると、正常な判断が出来なくなる為、他人に喧嘩をうってみたり、根拠も無いのに強くなった気になり異常な行動を行う、家族（親や配偶者）のお金に手を出す、他人の財産まで詐取（または強盗）する。

依存症は「何が何でも遊びたい」衝動に駆られます。特に未成年の場合は歯止めが効かない場合が多い為、遊びたいが為に簡単に詐取（または窃盗）を起こす危険性もあります。

続く

■スマホが原因でうつ病になり兼ねない
うつ病は仮病とおっしゃる方もおられますし、なまけ病とおっしゃる方もおられますが、本当のうつ病の怖さは「死ぬリスクのある病気」です。

なまけ病などでは無く、うつ病は自律神経がおかしくなり副交感神経も乱れ、正常な判断が出来ず、突然息苦しくなったり（パニック障害）、常にスマホを触ってないと周りから無視された気になる（脅迫性障害）などを引き起こし、最終的にうつ病になり「死にたい」、「楽になりたい」、「生きていても意味が無い」と思う様になってしまう病気です。

スマホと電磁波の関係は一切ありません。

そういう事ではなく、精神的な問題でLINEの既読を付けたら早く返事しないといけない、返事をすると今度は相手の既読が気になる、既読になったらまた返事を急がなければと常に既読に囚われてしまう。

最近の出会い系サイトも既読サービスを付けているサイトが多い為、似た様な状態に陥りやすいのも事実です。

既読が気になり出したら、スマホが手放せなくなり、そのうち強い脱力感に襲われ精神的に不安定になる。今すぐ発症する病気では無く、長い時間をかけて発症する為、今が大丈夫だから今後も大丈夫と楽観的に思わないでください。楽観視すると最悪の結果を招き兼ねません。

■子供のSOSはきちんとキャッチして
スマホで遊んでいるつもりが、スマホに囚われている事は言うまでもありません。

常にスマホが気になり、LINEの既読無視が起きない様に即返信、相手が既読になったら返事を待つまでの間、お子さんは怖がっているかも知れません。

本当なら、もっとゆっくり寝たい、もっと自分の時間も欲しい、でも友達のLINEは無視出来ない。

そうやって苦しんでいるお子さんもいます。

ではどうするか、簡単です。子供のスマホを取り上げ、友達に「親に取り上げられた」と言い訳出来る理由を作ってあげる事です。

続く

長過ぎ・・・・
トピタイのみ読んで諦めた。

■個人的にはスマホは使いません
出会い系サイトを運営し、前職でもゲームメーカーに在籍し、ガラケーやスマホのアプリ開発に携わって来たものとして言える事は、「何が面白いの？」

特にゲームメーカーの開発にはガチャという抽選くじ形式のアイテム購入方法がありますが、これの仕掛けを開発して来たものとしては、「裏にどんな仕掛けがあるか分からない？」と言いたい。

ガチャのアイテム購入は、ベンダーの開発手法にもよりますが、はじめから欲しいアイテムが出ない様に仕組まれている事もあります。パチンコでいう所の裏ROMの様な存在で、意図的に当たりハズレを操作し、無駄にお金を使わせようとする悪質なプログラミング手法です。

このガチャのプログラミングでも、購入した金額が一定以上の金額にならなければ当たりハズレの「くじ」すら実行されず、あたかも「当たるかハズれるかの演出」によってユーザーを騙すプログラミング手法を用いる事もあります。

これが「すべてがハズレくじ」なら詐欺ですが、実際には当たる様になっています。それがある程度の課金額を越えないと当たらない仕組みになっているだけです。ユーザ側はプログラムの中身が見れない為、騙されている事に気付かず、つい課金してしまう事があります。

そんな裏事情を知って、なぜスマホで遊ぼうと思うのか。

情報機器としては非常に便利ですが、小生スマホのアプリ開発で数台のスマホを頻繁に扱っている為、プライベートまでスマホを扱う気にはなれません。

そもそも外出の際にインターネットを行う事はなく、地図が必要であれば昔ながらの見取り図を、連絡が必要な場合は電話を使えば済みます。外出も遊びに行く訳ではありませんので、外でゲームやSNSをする事もありませんし、映画や音楽を楽しむ事もありません。

続く

■小生サイトはどうなんだという問題
これだけ語っておいて、「おまえのサイトも同じだろう」と思われるかも知れません。

確かにその通りですが、未成年の利用は徹底的に排除が大前提。これは万が一未成年が利用して、その事が引き金となり事件が発生した場合、サイトもタダでは済まされない為、未成年の利用は一切許していません。

未成年が被害に遭う事件は当然タダでは済みませんが、大半の場合は未成年が加害者になり、いい大人が被害者になる危険性の方が高いから未成年の徹底排除を行っているに過ぎません。

（正直に言わせて頂くと、未成年の出会い系利用は邪魔です）

大人なら良いのかという問題ですが、少なからず今の出会い系は詐欺サイトが蔓延し、小生自身も詐欺サイトに引っかかった経験から、本当に出会えるサイトを大前提に運営している次第です。

サイトを通じて知り合えたユーザさん同士で、結婚されたご報告を頂くと運営して良かったと思いますが、小生個人の意見としては「出会い系サイトは嫌い」です。

理由はこちらに述べています。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n188197（知恵ノート：出会い系サイトは使わない方が良い）

【終】