• No.6 匿名

    15/11/07 20:13:22

    猫の餌やり原則禁止の条例案、批判受け見直しへ

     県民から野良猫に関する苦情が増えていることを受け、
    動物愛護管理条例を改正して、野良猫への餌やりを原則禁止とする方針を打ち出していた和歌山県は、改正案に対し、
    「血も涙もない」などと批判的な意見が500件以上寄せられたことなどから、原則禁止方針を変更することにした。

     「衰弱し、見るに見かねた餌やり」は例外的に許可する方向で調整している。

    当初の改正案の時、9月上旬を期限に県民意見を募ったが、県は11月末まで再度、意見を募っている。

     9月上旬までの最初の意見募集では
    615件が寄せられた。

    このうち約9割
    (500件超)が
    「猫を助けたいという気持ちを否定するのはおかしい」
    「衰弱した野良猫が餓死するのを黙って見ておけと言うのか」などと批判的な内容だったという。

     一方、「鳴き声や排せつ物に悩まされないためにも餌やり禁止は妥当だ」「餌やりを認めると、かえって小さな命を殺処分で奪うことを助長してしまう」など、改正案に賛同する意見も約1割(数十件)あったという。

     こうした意見を踏まえ、県は当初案から、
    ▽衰弱した猫への限定的な餌やりは例外的に認める
    ▽不妊や去勢手術を施されている野良猫に対し、県が例外的に事前届け出で餌やりを許可するとしていた事項について、届け出は強制でなく任意とする――へと改正案を変更。

    内容を県のホームページにアップして、県民意見を募っている。

     県は、動物愛護管理条例の改正案を来年の2月議会に提案する考えだ。

     改正案への意見については、
    電子メールの場合はアドレス(e0316003@pref.wakayama.lg.jp)、

    ファクスの場合は
    (073・432・1952)
    で受け付けている。

    問い合わせは、
    県食品・生活衛生課
    (073・441・2624)へ。

    2015年11月07日
    YOMIURI ONLINE

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