匿名
日本触媒工場で爆発=消防士1人死亡、30人重軽傷―化学物質のタンク・兵庫
時事通信 9月29日(土)23時12分配信
29日午後2時40分ごろ、兵庫県姫路市網干区興浜にある「日本触媒」(大阪市中央区)姫路製造所で爆発があった。
消火活動中だった消防隊員19人が巻き込まれ、うち1人が死亡したほか、警察官や従業員ら計30人が重軽傷を負った。
姫路市消防局によると、爆発による火災は同10時半すぎに鎮圧した。
鎮火が確認できれば30日に現場検証し、原因などを詳しく調べる。
県警網干署によると、亡くなったのは網干消防署の山本永浩消防副士長(28)
このほか現場付近にいた警察官2人が軽傷、従業員10人もけがをし、うち2人が重傷を負った。
市と同社の消防車など3台も全半焼した。
市消防局によると、同1時50分ごろ、工場から「アクリル酸が反応し煙が出た」と通報があった。
現場到着時、同社の消防車が放水を始めており、消防局が放水の準備作業中、アクリル酸やトルエンが入った50~100トンのタンク3基が爆発した。
同社によると、午後1時ごろ、アクリル酸を処理するタンクの温度が上昇し水蒸気が上がり始めたため、119番するとともに従業員が放水作業を行ったという。
アクリル酸は無色の液体で引火性があり、爆発を起こすこともある。
同製造所では1976年にも同様の火災があり、タンクに窒素を注入する対策を取った。
同社は、「アクリル酸は紙おむつに使う高吸水性樹脂の原料。原因は高温などが考えられるが、よく分からない」と話している。
古トピの為、これ以上コメントできません
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No.1 主 匿名
12/09/30 00:29:04
死亡の消防隊員「頑張り屋」 一番乗りで現場到着 日本触媒製造所爆発
産経新聞 9月29日(土)23時12分配信
兵庫県姫路市網干区の化学メーカー、日本触媒の姫路製造所で29日起きた突然の爆発は、一番乗りで現場に到着していた若き消防隊員の命も一瞬にして奪った。
亡くなった姫路市消防局網干消防署の山本永浩消防副士長(28)は平成19年に関西大を卒業後、21年4月に拝命。
同年10月から網干消防署に配属された。
関係者によると、山本副士長は厳しい救助訓練にも根をあげない「頑張り屋」で、消防学校でも年下の同期などに気配りをしていた面倒見のいい兄貴分だったという。
この日は午後1時50分ごろ、日本触媒の社員から「アクリル酸が融合した可能性がある。異常反応で煙が出ている」という通報を受け、一番乗りで現場に到着。
しかし、周辺を確認をし、態勢を整えていたとみられる午後2時半ごろ、発生した突然の爆発に巻き込まれた。
死因は爆発による全身やけどだった。
山下薫・網干消防署長は「将来有望で大事な隊員だった。このような形で命を落としてしまい、ご家族に申し訳ない」
姫路市消防局の中川勝正消防局次長(55)は記者会見で「市民の安全安心を守るために最前線で活動した結果。同じ消防職員として痛恨の極みだ」と声を詰まらせた。
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No.4 主 匿名
12/09/30 00:31:08
妻子もだけど御両親の事を思うと…
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No.5 主 匿名
12/09/30 00:32:01
>>3うん。最近は、こういうトピが立たない。
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No.48 主 匿名
12/10/02 22:45:38
通報の遅れと情報開示の不手際が出て来ましたね。
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No.50 主 匿名
12/10/03 12:30:48
悲惨過ぎます…。
500度超の酸浴びる…死亡隊員、防火服は黒く炭化 姫路・工場爆発
産経新聞 10月3日(水)10時48分配信
兵庫県姫路市の化学工場「日本触媒姫路製造所」で37人が死傷したタンク爆発事故で、活動中に焼死した消防隊員の防火服が炭化していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
この防火服は500度の熱にも耐えられる特殊な素材でできていた。
兵庫県警網干(あぼし)署捜査本部は、死亡した隊員らが500度以上のアクリル酸を全身に浴びたとみて当時の状況を調べる。
捜査関係者によると、亡くなった姫路市消防局網干消防署の山本永浩消防副士長(28)の防火服はほとんどが黒く炭化していたという。
山本さんは製造所側からの通報後、最初に現場に到着し、タンクの西側約20ったことは間違いない」としている。
日本触媒によると、爆発したタンク内の温度は、通常60度以下に保持。
タンク内のアクリル酸は爆発前、物質同士が結合する「重合反応」が連鎖的に起こって異常な高温状態になっていたとみられ、捜査本部で原因などを調べている。
◆日本触媒は2日、爆発事故を受け、池田全徳社長らが役員報酬を30~10%返上すると発表した。
期間は10月分から来年3月分まで。
また、事故の損害額については製造所の設備損傷で50億円程度になるとした。
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No.54 主 匿名
12/10/06 07:08:15
「空白の50分」が焦点=通報遅れ、法令違反の疑い―日本触媒工場爆発1週間・兵庫
時事通信 10月6日(土)6時8分配信
消防隊員1人が死亡、重体の社員を含め36人が負傷した「日本触媒」姫路製造所(兵庫県姫路市)のタンク爆発事故から6日で1週間。
県警は同社の安全管理に不備があったとみて、業務上過失致死傷容疑で捜査を進めている。
同社が最初に異常に気付いてから消防に通報するまでの「空白の50分」が焦点になるとみられる。
先月29日午後1時ごろ、同社のオペレーターがアクリル酸を貯蔵するタンクから上がる白煙を発見した。
ところが、「アクリル酸が異常反応して煙が出ている」と市消防局に通報があったのは同1時50分ごろ。
この間の対応次第では事故を防げた可能性がある。
消防隊が到着した時、既に同社の自衛防災隊が放水をしていた。
現場では、社員が隊員に「最悪、爆発の危険がある」と伝えたという。
消防隊が放水準備をしていた同2時35分ごろ、タンクは爆発した。
有機化学の専門家らは、爆発前に確認された白煙は、分子同士が次々に反応して発熱する「重合反応」が急激に進み、沸点(セ氏141度)を超え気化したアクリル酸の可能性が高いと指摘。
制御不能となって爆発したと推測する。
石油コンビナート等災害防止法は、異常時は直ちに通報することを義務付ける。
同社の池田全徳社長も記者会見で、通報の遅れなどについて「結果的に問題があった」と話すが、同社は遅れの理由を明らかにしていない。
姫路製造所では過去約30年間で5回、火災やガス漏れがあり、通報遅れなどを指摘されていた。
タンクの温度管理に問題があった可能性もあり、市消防局は通報遅れが法令違反に当たるかも含め原因調査を進める。
ただ、現場では飛散したアクリル酸の処分が終わっておらず、県警と合同での現場検証のめども立っていないという。
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