• No.54 匿名

    12/10/06 07:08:15

    「空白の50分」が焦点=通報遅れ、法令違反の疑い―日本触媒工場爆発1週間・兵庫
    時事通信 10月6日(土)6時8分配信

     消防隊員1人が死亡、重体の社員を含め36人が負傷した「日本触媒」姫路製造所(兵庫県姫路市)のタンク爆発事故から6日で1週間。

    県警は同社の安全管理に不備があったとみて、業務上過失致死傷容疑で捜査を進めている。

    同社が最初に異常に気付いてから消防に通報するまでの「空白の50分」が焦点になるとみられる。

     先月29日午後1時ごろ、同社のオペレーターがアクリル酸を貯蔵するタンクから上がる白煙を発見した。

    ところが、「アクリル酸が異常反応して煙が出ている」と市消防局に通報があったのは同1時50分ごろ。
    この間の対応次第では事故を防げた可能性がある。

     消防隊が到着した時、既に同社の自衛防災隊が放水をしていた。
    現場では、社員が隊員に「最悪、爆発の危険がある」と伝えたという。
    消防隊が放水準備をしていた同2時35分ごろ、タンクは爆発した。

     有機化学の専門家らは、爆発前に確認された白煙は、分子同士が次々に反応して発熱する「重合反応」が急激に進み、沸点(セ氏141度)を超え気化したアクリル酸の可能性が高いと指摘。
    制御不能となって爆発したと推測する。

     石油コンビナート等災害防止法は、異常時は直ちに通報することを義務付ける。
    同社の池田全徳社長も記者会見で、通報の遅れなどについて「結果的に問題があった」と話すが、同社は遅れの理由を明らかにしていない。

     姫路製造所では過去約30年間で5回、火災やガス漏れがあり、通報遅れなどを指摘されていた。

     タンクの温度管理に問題があった可能性もあり、市消防局は通報遅れが法令違反に当たるかも含め原因調査を進める。

    ただ、現場では飛散したアクリル酸の処分が終わっておらず、県警と合同での現場検証のめども立っていないという。 

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