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>>78
政争の具にされた教科書問題
少し前、新大久保駅で韓国人の青年の勇気ある行動がありましたね。
私はもちろんあの行為は賞賛しますし、彼は立派な人間だと思います。
ただ問題は、その彼の英雄的行為を報じる韓国のマスコミの中に、野蛮で非道徳的な日本人に彼が身をもって道徳を教えてやったのだというような論調があったことです。
また、逆にそういう日本人のためにどうして死ぬ必要があったのか、もったいないというような論調があったのを、久米さん、あなたは気がついていますか?
これは韓国の新聞が読めなくても(私も読めませんが)、ちょっと向こうのニュースに注意していれば気がつく反応です。
もちろんあの勇気ある青年と同時に日本人の青年も同じことをしているのですが、彼らは決してそれを同等に評価しようとはしません。
なぜならば、日本人というのは彼らから見れば文化的に「劣等」な民族であって、道徳的にも文化的にも、韓国の亜流にすぎないのですから。
これはもちろん事実ではない、つまり歴史歪曲なのですが、韓国の歴史教科書あるいは韓国の歴史教育というのは、一言でいえばこのトーンで貫かれているのです。
だから、これも久米さん自身ご経験あると思いますが、韓国に行っていろいろな史跡を見ますと、韓国の観光ガイドや通訳のような人たちが誇らしげに、日本の文化なんてすべて韓国のコピーだなどという傲慢な発言をするでしょう。
これは韓国に行かれた日本人観光客なら、一度や二度は体験していることではないでしょうか。
ただこれまで日本というのはそういうことに対して、自己主張することは和を乱し、悪いことだと教えてきたものですから何の反論もしません。
韓国は韓国でこういう教科書で子どもたちを教えていますから、どんどん攻めてくる。
それに対して妥協に妥協を重ねてきたというのが、今日までの図式です。
続く- 0
12/04/01 19:09:47