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      15/07/14 22:55:21

    >>627久々に、このブログから飛んだ先の記事を。

    2015.5.29 05:01更新
    産経新聞【正論】

    日本はアジアではなく太平洋だ 東洋学園大学教授・櫻田淳

     ちょうど1カ月前、安倍晋三首相が米国連邦議会上下両院合同会議で行った演説(以下、「希望の同盟」演説と略)は、戦後70年を経た日米両国の「和解」を確定させる意義を持つものであった。

     もっとも、この「希望の同盟」演説の意義を半減させないためにも、具体的な政策上の裏付けが用意されなければならない。

    集団的自衛権行使を織り込んだ安全保障法制整備の落着、そして環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の樹立は、そうした裏付けにおける当面の双璧であろう。

     ≪海を基準にした位置付けを≫

     こうした政策上の推移は、日本の国家としてのアイデンティティーに関わる一つの重要な問いを突き付けている。

    それは、「日本が国家としての軸足を置くのはアジアなのか、それとも太平洋なのか」という問いである。

     そもそも、世界地図上、日本を含む領域は、どのように呼ばれるのか。

    従来、「陸」を基準にして、日本は「東アジア」や「北東アジア」を成す国として位置付けられるのが、一般的であった。

    特に中韓両国が向ける複雑な対日視線の底流には、日本が彼らと同類の「東アジア」や「北東アジア」の国であるという認識がある。

     ただし、こういう認識は、物事の「重心」が中国大陸に引っ張られた感じになる。

    それは、結局のところは、「中国-中心、日本-周縁」という、近代以前の国際認識の焼き直しでしかないのである。

     故に、今後は、「海」を基準にして、「日本は『北西太平洋』の国である」と定義するのが適切であろう。

     この定義に拠(よ)るならば、日本にとっての多くの「可能性」を考えることができる。

    「海」を基準にして考えれば、たとえばインドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールに代表される東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国は、アジア大陸の一部としての「東南アジア」ではなく、「北西太平洋とインド洋のリエゾン(連結)国家群」であると定義できる。

    続く

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