嵐(妄想・小説) へのコメント(No.224

  • No.224 翔さん 妊娠編

    SN3J

    10/06/30 19:53:29

    以前雑誌で、結婚するなら「子供好きな人がいいね。」「子供は二人欲しい。」なんて答えた。

    その時は、まだまだ理想で、父親になる自分なんて想像出来なかった。

    その「理想」が現実になりそうだった。


    彼女が「来週、病院に行きたいから着いて来て?」と言ってきた。

    「え?どっか悪いの?」
    彼女は首を横に振ったが、最近、体調が良くない事が多い彼女が本気で心配だった。

    「ねぇ、ちゃんと話して?…全部話してよ。夫婦なんだからさ、遠慮すんなよ。」
    俺と向き合って座る彼女の手を握ると、彼女は目を逸らした。

    「おい、ちゃんと見ろよ。目を見て話して?」
    目を逸らして俯く彼女が、悪い病気なんじゃないか…って心配で、泣きそうだった。

    しばらく黙り込むと「あのね…。」とゆっくり話し出した。
    「ん?」
    「赤ちゃんが…出来たみたい。」
    恥ずかしそうに話す彼女の言葉を聞いて、一瞬思考が止まった。
    何も考えられなくなって頭が真っ白になるのがわかった。
    必死に彼女の言葉を脳内で繰り返した。
    「え…本当に?」
    俺は思わず立ち上がってカレンダーを確認した。
    「今日…4月1日…じゃねぇな。」
    また彼女の向かいに正座した。

    「えっ?マジなの?」
    彼女の手を握ってジッと目を見ると、彼女の目は潤んでいて…

    「俺の…子、だよね?」
    信じられなくて、つい確かめたくなった。彼女は「当たり前でしょ。」と笑った。

    「うっわ~、マジかよ!あ~、どうしよっ!」
    立ち上がりどうしようもない喜びに、無駄に部屋をウロウロと歩き回ってしまった。
    そんな俺を見て彼女は笑ってる。

    ようやく落ち着きを取り戻した俺は、彼女の隣に座り、「そっか…そっか…。」と涙を堪えながら、そっとお腹を撫でた。


    「俺…頑張るから!父親として…お前の、旦那として。」
    後ろを向いてさっと滲む涙を拭うと、前を向き直して「これからも、よろしくお願いします。」深々と頭を下げた。

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