嵐(妄想・小説) へのコメント(No.1079

  • No.1077 あなたがいるから 4

    SN3J

    10/07/08 19:45:25

    >>1067 1
    >>1068 2
    >>1073 3続きです






    それから、俺は笑えるようになった。
    仕事以外でね。



    「翔ちゃんが笑ってると嬉しいね。やっぱ、こうじゃなきゃ!」

    相葉くんが嬉しそうに微笑む。



    知らずのうちに、俺は、メンバーまで傷付けていたんだな…


    大切な人を追い続けて
    今いる大切な人を失いかけてた



    あのままだったら、気が付かなかっただろうと思うと、怖かった。

    「みんなのお陰だよ。ありがとな。本当に…感謝してる。」


    4人が寄ってきて、俺を揉みくちゃにした。
    楽屋に響く笑い声。


    俺は、新たな幸せを見つけた。


    俺の脳裏に焼き付いているあなたの笑顔も、明るくなった。

    目を閉じれば「大丈夫だよ。」とあなたは微笑んだ。







    「お疲れさまでした~。」
    長い収録を終えて、楽屋を出た。

    そこからは、何をしていたのか全く覚えていなかった。







    カーテンの隙間から、暑いくらいに照り付ける朝の陽射しが、眩しくて目が覚めた。

    いつもと同じベッドの上で。




    あれ…?
    昨日、どうやって帰ってきたんだっけな…
    楽屋を出て……



    ダメだ覚えてねぇや…



    髪の毛をくしゃくしゃとして、起き上がる。


    さぁ、今日も1日頑張ろう…

    しっかり前を向いて歩こう



    あなたの事は
    忘れようとは思わない
    忘れるなんて重すぎるから…
    悲しすぎるから…




    今は振り返らない
    それだけ






    あれ………?


    あなたの事を考えていたら、ふんわりとあなたの匂いがした。
    あなたの匂いで、暖かい何かが俺の胸を満たした。



    気のせい…か。



    寝室を出て、洗面所の冷たい水で顔を洗う。
    歯を磨いて、鏡を見て「よしっ!」と気合いを入れた。



    いつもより、早く目覚めた俺は、新聞でも読んでから、仕事に行こうと、玄関で新聞を取って、リビングへ足を運んだ。




    リビングの扉を開けて、そのまま足が止まった。

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