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- 白エビバーガー
- 17/06/26 20:53:47
6月26日 18時23分
去年9月、島根県出雲市の小学6年生の女子児童が修学旅行の宿泊先で、入浴中に溺れて死亡した事故で、出雲市は市の責任を認め遺族におよそ5600万円の賠償金を支払うことを決めました。
去年9月、島根県出雲市の小学校に通う6年生の女子児童が修学旅行の宿泊先の広島県廿日市市のホテルで入浴中に溺れて死亡しました。
出雲市教育委員会は「事前に女子児童の母親から”入浴中に具合が悪くなったことがある”という情報を得ていたにもかかわらず、学校が安全管理について適切な指示をせず、入浴時の監視体制も不十分だった」とする調査報告をまとめています。
この事故で、出雲市は市の責任を認め、遺族におよそ5600万円の賠償金を支払うことを決め、26日、市議会でこの議案が可決されました。
市によりますと「遺族は受け入れる考えを示している」ということです。
出雲市教育委員会では修学旅行などの際、配慮が必要な子どもの把握や、保護者との面談、それに医療機関への相談など、確認する項目を記したチェックリストを導入し、再発防止を徹底するということです。
出雲市児童生徒支援課の児玉弘之課長は「二度と同じような事故が起きてほしくないというご遺族の願いの重さを受け止め、再発防止に取り組みたい」と話しています。
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