妄想族会議開催中。 へのコメント(No.175

  • No.175 豚キム部長

    KDDI-SN34

    06/10/28 00:34:52

    私達は居酒屋を後にすると、二人で海に向かって歩き出した。
    身長の違いが、歩幅の違いにも表れる。悟くんの歩幅に合わせようと、私は小走り気味で一生懸命付いてった。
    「ゴメン。俺歩くの早すぎた?ついいつものペースで歩いてた。」
    申し訳なさそうに、そしてそっと私の手を取った。
    「嫌かな?」
    私は首を横に振る。
    「良かった。こうしとかないと、また一人のペースになっちゃうから…」
    お互い顔を見合わせて照れ笑い。
    この人の笑顔、何か好きなんだよね。爽やかな感じがどことなく切なくさせ、でもトキメキを思い起こさせる。
    彼の手に引かれながらゆっくりと海まで歩いた。

    「う~ん。潮の匂いがする。夜の海も良いね。」
    隣に座り海を眺める。「俺、海の匂い好きなんだよね。だからサーフィンやってんのかも。」
    「そうなんだ。私も海の匂い好きだなぁ。そういえば、悟くんもなんか海の匂いだよね。」
    笑いながら私が言う。「そうか?じゃ俺のことも好きってことかぁ?」
    悟くんも笑いながら私を見つめる。
    …。真顔になった瞬間、私の口が勝手に。
    「スキ…」
    何言ってるんだろ。でも、でも…スキになってたから。
    「ホントに!?嬉しい。俺も…遥ちゃんのこと好きだよ。」
    笑顔の悟くんを見たかと思うと、その笑顔が消えた瞬間、悟くんはそっと私を抱き寄せた。
    「うん。やっぱり悟くんは海の匂いだね。」
    私は悟くんの胸で、海の匂いを感じていた。なんか凄いドキドキしちゃう。飲みすぎたからかな…?
    何か顔が、体が熱くなってきた。
    それを察したのか、悟くんが優しく頬を撫でた。
    「なんか、顔が真っ赤だよ。それも可愛いけど。」
    そう言うと、悟くんの唇はそっと私に触れた。
    お互いの顔を見つめると、次の瞬間には私達はもう夢中だった。
    今度は激しくキスをする。悟くんの唇は温かくて、なんかHで私は更に熱くなった。

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