• No.53 カラスガイ

    26/05/22 07:44:36

    続き

    ◆IQが高い人に発達が遅いケースが目立つのはなぜ?

    IQが高い人に発達が遅いケースが目立つのは、脳の発達のアンバランスさ(発達の凹凸)が原因です。
    知能(IQ)を司る部分が異常に早く成長する一方で、身体能力や感情のコントロールなどを司る部分の成熟が追いつかず、一時的な「発達の偏り」として現れることが要因とされています。

    主な理由は以下の3点に集約されます。

    ・知能と情緒のアンバランス(ディシンクロニー)
    頭の回転が非常に速く大人びた思考ができる(IQが高い)一方で、感情や衝動のコントロールをつかさどる脳の領域の発達が年齢相応であるため、精神的な幼さが目立ちやすい傾向があります。

    ・大脳皮質の成熟プロセスの違い
    アメリカ国立精神衛生研究所(NIMH)などの研究では、IQが非常に高い子供ほど、脳の表面にある大脳皮質が大人になるまでの時間をかけてゆっくり、かつ厚く発達していくことがわかっています。

    ・「2E(二重の特別な才能)」の存在
    高い知能(ギフテッド)を持ちながら、同時にASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害を併せ持っているケースです。特定の分野では天才的な能力を発揮する一方で、不得意な分野とのギャップが大きく、周囲からは全体的な「発達の遅れ」として認識されやすくなります。

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