「無神経」じゃなくて「無責任」 へのコメント（No.1）

「無神経」と一言で片づけてしまうと、どこがどう無神経だったのか、どんな言葉なら正解だったのかと、こちらばかりが考え込むことになります。一方で「無神経だよね」と言ってしまえば、相手は簡単に被害者の立場に立ててしまう。
でも実際には、誰かを傷つけない振る舞いを完璧に考え続けるなんて、きっと無理なんですよね。長く考えてきて感じるのは、他人の人生をすべて理解することはできないし、限界がある以上、結果として「無神経」と受け取られてしまう場面が出るのも自然なことだということ。
だから相手の無神経さを責め続けても、あまり前向きな解決にはならない気がします。それよりも、みんなそれぞれ大変な中で生きているのだから、「気にかけてくれただけでもありがとう」と受け止められたほうが、関係も心も少し楽になるのかもしれませんね。