敵を知り己を知れば百戦してあやうからず
7年前、福山市の保育所で当時1歳の園児が食事中に喉を詰まらせて窒息し、今も意識不明の状態が続いてる事故の裁判は、市が、保護者側に2億7000万円の損害賠償を支払うことで和解する見通しとなりました。
市の報告書などによりますと、2018年10月、市立保育所で食事をしていた当時1歳の園児が眠りかけたため、保育士が抱き上げたところ食べていたリンゴなどを喉に詰まらせて窒息状態に陥り今も、意識不明の状態が続いています。
保護者は市に損害賠償を求めて裁判を起こしていて、今年に入って広島地裁福山支部から和解の勧告がありました。
福山市は、29日の市議会常任委員会で、保護者側に謝罪するとともに、損害賠償金として2億7000万円を支払い和解する見通しとなったことを明らかにしました。
【福山市ネウボラ推進部・神原明子 保育施設担当部長】
「保育施設を運営しております市として責任があると受け止めまして、和解に向けて誠意をもって最後まで真摯に対応してまいりたいと考えております」
市は、賠償金を盛り込んだ補正予算案を来月開かれる市議会に提出することにしていて、議案が可決すれば、和解が成立する見通しです。
広島ニュースTSS
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a519da75c7c68c8c61865028eb4ab4b20382245
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000029013.html
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