「女子高生に265万円貢いだ」50代会社役員、恋愛詐欺を訴えるも裁判所は一蹴

匿名

一度失敗しても、それが学びになる

25/04/01 14:32:35

■記事まとめ
・神奈川県の50代の会社役員の男性が恋人と信じていた女子高生を「恋愛詐欺」と提訴した
・男性は女子高生にプレゼント代などに1年間で265万円を費やし、交際を信じていたそう
・「恋愛詐欺」と怒りに震えて提訴したが、裁判所は男性の訴えを一蹴した



「女子高生に265万円貢いだ」50代会社役員。女性の“本命彼氏”の存在に怒り、裁判を起こした結果

2025年03月31日 13時50分
SPA!

「金払いが良かった」
神奈川県の50代の会社役員の男性は、恋人と信じていた女子高生に法廷で突き放された。SNSで知り合い、プレゼント代などに1年間で265万円を費やした相手に本当の交際相手がいたことが判明。

「恋愛詐欺」と怒りに震えて提訴したが、裁判で浮かび上がったのは40歳近く年の離れた2人の関係のいびつさと危うさだった。

◆女子高生と会えるのは「買い物と食事」だけ

新型コロナウイルスの感染拡大が続く2020年夏、男性はSNSのメッセージ機能でやりとりを始めた都内の女子高生と東京・渋谷の繁華街で会う約束を取り付けた。離婚後、独身生活を10年以上続けていた男性。

友人と現れた女子高生に「次会うときは2人きり、カレカノ(彼氏彼女)の関係で」と伝えると「はい」と返事があった。その反応を、交際の承諾と受け取った。

ルイ・ヴィトンの財布、フェンディのかばん─。会うたびに買い物に付き合い、小遣いも渡した。

10万円以上するブランド品も「誕生日」「付き合った記念」と理由を付けてプレゼント。外形的にはデートや飲食の対価に金銭を支払う「パパ活」にしか見えなかったが、男性は「お金がなくて困っているという『彼女』を助けるのは当たり前」と意に介さなかった。

「パパ活ではなくて彼氏彼女の関係だよね」。念のため繰り返し尋ね、会った後もSNSでしつこく確認した。女子高生は「はい」「わかりました」などと答えていたが、買い物と食事以外で男性と会おうとしなかった。

やがて「家出している」「財布を無くした」などと理由をつけ、口座への入金も迫るようになった。

続く

コメント

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  • No.2 一度失敗しても、それが学びになる

    25/04/01 14:34:17

    逆に男性側が被害者となる例もある。

    23年に詐欺罪などで起訴された「頂き女子」を名乗る女は、当初から恋愛関係になるつもりのなかった50代男性らの恋愛感情を利用し、1億5000万超の金銭を詐取したとされる。

    高額な金銭をだまし取れば詐欺罪に該当し、民事でも不法行為に基づく返還請求が認められる余地がある。

    ◆東京地裁が下した判決は

    地裁は、男性が女子高生と知り合った際に使っていたSNSのアカウント名に「papakatsu」という文字列が含まれていたことに注目。

    SNSのやりとりからも恋愛を誤信させる要素はなく「パパ活と合意していた」と男性の主張を一蹴した。高裁も24年2月下旬の判決で地裁の判断を支持した。

    年端もいかぬ未成年に対して執拗に交際を求めた理由について、女子高生側の弁護士らから質問されても「真剣に交際する対象だった」「何度も恋人だと確認した」と繰り返すばかりだった男性。法廷にいる誰の目にも下心は透けて見えた。

    逆に、女子高生のほうがしたたかに映る。男性に彼氏の存在を突き止められ「学校に連絡する」「親の財産も差し押さえる」などと脅された結果、男性のSNSを「ブロック」した。

    ところが3カ月後、化粧や口調、しぐさを変えるなどして別人を装い、違う名前で再び男性に接触した。さらにむしり取れると考えたのか、またもや「交際」の言質を与えないまま高額のプレゼントを迫り、男性はさらに100万円ほどを出費。

    男性は法廷で「実際に会ったときも同一人物と気付かなかった」と肩を落とした。

    ◆裁判中、女子高生に起きた出来事

    法廷で「恋人」を主張し続けた男性について、悪びれることなく「パパ活している50代の男性」とにべもなかった女子高生。

    男性が自ら証拠として提出した赤裸々なSNSのやりとりには明らかに「援助交際」を要求しているとうかがえる内容もある。

    結果的に、男性が児童買春の罪などに問われうる事態は起きなかった。

    裁判中、女子高生は本当の彼氏との子どもを出産した。

    https://news.nifty.com/article/magazine/12193-3969080

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