善は急げ
迷子防止で中学1年の男子生徒に犬用のリードをつけて遠足を実施したとして、神奈川県教育委員会は13日、県央地区の公立中学校に勤務する男性教諭(26)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。生徒の人権を欠く不適切な指導を行ったとしている。
県教委によると、男性教諭は2024年6月の遠足で、生徒側から提案された男子生徒にリードをつけることを許可。男子生徒のリュックサックに小型犬用のリード(長さ1メートル)が付けられ、同じ班の生徒が交代で持って遠足が行われた。男子生徒は過去に迷子になったことがあった。遠足後に「リードは嫌だった」と話していたという。 さらに、男性教諭はリードが付けられた男子生徒の写真を教室に掲示するよう指示したり、授業中にプロジェクターで投影して「お気に入り」と発言したりしたという。7月に男子生徒の保護者から校長に訴えがあり発覚した。男性教諭は授業中に複数の生徒に対し、レーザーポインターで光を照射するなどの不適切な行為もしていたという。
また県教委は、平塚市立中原中学校の服部稔哉教諭(59)が、競馬などで背負った借金を返済するため約43万円を着服などしたとして、懲戒免職処分にした。【蓬田正志】
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fb4d283d4b751c7e033aaf24807c561ac97ddad
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