入学まで2カ月ないのに読み書きできない。危機感のない夫 へのコメント（No.35）

就学前の健診で明確に黒と言われたり、専門機関の受診と検査を勧められたわけではないんだよね？
書字識字障害については知的に問題な場合、かなり後でわかることも多いです。障害がある場合、主が見ている文字の列とお子さんの見ている像が全く違う事もあります。文字が歪んで行が重なって見えたりする子もいますし、なぜかチカチカした光が見える子も。この場合は学校にある程度任せるしかないと思いますよ。そうした障害や特性には専門的なメソッドが必要。そういう特性はタブレットを使った方法が主流です。無理に紙と鉛筆で覚えさせても良いことはありません。
今は入学前に校区内の幼稚園や保育所と小学校の連携会議が開かれる自治体も多いです。特支学校の要件は満たさなくてもあきらかに生活、能力に問題のある子は最初から小学校の方である程度把握しているケースも多いです。今通園している園の担任の話を聞くことは大切。園での生活や他の子とのかかわりを確認したほうが良いですよ。
ご主人が協力的でない現状で勉強を強制するのはかえって逆効果。多分このまま行くと勉強嫌いとそれを父親が肯定する環境でしかない。(入学後、ご主人は激しく後悔する事態になると思いますが、今は放っておいた方がいい)
入学後勉強に遅れが見られる子は早ければ夏休みまでに先生から支援学級に通級の説明があると思います。遅くても2年進級前には打診があります。その時期に専門機関の受診をあわせて行うことになると思います。心配なら入学後しばらくして担任、学年主任に面談をお願いしたほうがいいと思います。
読み書きは確かに大切ですが、子どもの発育は人それぞれ。まずは学校生活についていけるように勉強以外の事を家庭でしっかり身につけた方がいいと思いますよ。先生の言う事を理解し指示に従える、体操服などの着替えがスムーズ、持ち物を自分で片付ける、筆箱から出したものをきちんと片付けたりランドセルに収めたり。30分座り大人しく机に向かう練習も大切。もし余力があれば、その時にひらがなやかたかなの授業ごっこをすればいいと思います。
お子さんの状況に焦っても良いことはありません。