扶養内パート103万のヤツ へのコメント（No.17）

一昨年ぐらいに、第三号被保険者制がなくなる（今後段階的になくして行く方向性だ）と言うニュースを聞いて、当時私は扶養内だったけど、「まぁそりゃそうだよね。」と納得し、思い切って扶養を出てみた。去年は150万、今年は200万行きそう。

扶養控除って、日本がまだ豊かだった頃に生まれた「本来なら払うべき税金を免除する」大盤振る舞い制度であって、それがなくなったところで別に損してるわけじゃないし、少子高齢化により税金を収める層より税金で助けられる層が急増中なんだから、どこかから税金を取るしかないんだよ。

富裕層からは既に取りすぎなくらい取ってるし、あんまりそこを締めつけると海外に逃げられて貴重な税収減を失いかねない。貧困層への支援をやめれば、困窮した馬鹿どもが犯罪に走りかねない。そう考えたら、一応経済面である程度守ってくれる旦那がついてる扶養内の主婦から取るって選択は、妥当な判断だと思う。苦しいのはみんな一緒って大前提の中、比較的痛みの少ない層を消去法で選ぶしかなかったんだろうな。

と、思ってたのに、ここにきて急に「上限引き上げ」とか言う話が出てきて、…え。正気か？と思ってた。実際どうなるかはわからないし、引き上げが実現すれば大抵の主婦は喜ぶだろうけど、根本的な問題（税収不足）は何も解決してないから、その皺寄せは絶対にどこかでやってくる。