• No.10 看護師

    24/10/09 09:08:58

    今読み返しても、すごい内容だ。

     ただ、ここでひとつ書いておかねばならないのは、そういう妻の言葉に、被害者遺族からは反発の声が多かったということだ。確かにそれはそうだろう。妻を名乗る人からそう言われても、子どもを無残に殺害された親の気持ちが晴れるはずはない。

     ちなみにB子さんの手記に「夫、○○(旧姓 宅間)」とあるように、宅間元死刑囚は執行時、宅間姓ではなかった。これもあまり知られていない話だが、彼女は家族の反対を押し切って結婚したために、籍をどうするかいろいろ考えなければならなかったのだ。

    ■死刑囚の依頼で養子縁組に応じた女性

    『増補版 ドキュメント死刑囚』には、そのほかの例も紹介している。例えば1994年に起きた大阪・愛知・岐阜連続強盗殺人事件で死刑が確定した元少年に養子縁組を依頼され引き受けたという女性の話だ。死刑確定後に接見できる相手をその死刑囚は求めたのだった。

     その女性もクリスチャンで、養子縁組を受け入れた。

    「私も驚いたのですが、2010年12月に、淳君から手紙で、養子にしてほしいと頼んできたのです。恐らく、翌年には刑が確定するかもしれないから、そうなると外部との手紙のやりとりも家族以外は制限されることを知っていたのでしょうね」

    「死刑囚と養子縁組するというのは、もしかしたら多くの人にとっては考えられないことかもしれません。私は悩んだ末に2011年1月に決断して、淳君の弁護士にそれを伝えるのですが、恐らくそう決断した背景には、私の信仰があると思います」

    「淳君は養子縁組で本籍も私のところに移しました。そして昨年、私が復縁したので『連れ子』という形になりました。私との養子縁組までは淳君は母子家庭だったのに、いきなり別の席に入り、しかも今度は、私の子どもたち3人と兄弟になるわけです。

     子どもたちにとっても、これは大きなことですが、幸い反対していません。実は子どもたちも死刑確定前から淳君と文通とか面会とかしています。無理やりさせたわけじゃなくて、私がよく面会などをしているのを見て、ついてくるようになったのです」

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