男性看護師、「乳房ケア」等の看護実習で一定の制限に疑問「性別で学習機会が奪われる」

匿名

聖和学園(宮城)

24/08/26 16:56:35

男性看護師はまだまだ少ない。ジェンダー平等の視点が、その活躍の場を広げる
https://news.yahoo.co.jp/articles/3753e752ebce41b8d20f95ebd086c037327fbc57?page=3

――男性看護師が抱えている問題とは?

 まず、男子学生が看護実習を受ける際に一定の制限が存在します。具体的には、産科実習で出産に伴う乳房ケアを実践させてもらえない、出産に立ち会う場面で男子学生のみ室外に出される、といったケースが起こっています。

医療職である意識を持ってまじめに学んでいる学生にとっては、性別で学習機会が奪われることに憤りを感じる声が聞かれます。また「男のくせに」「男には向いていない」といった発言を受ける、性的な意図はないにしても同意なく体を触られる、といった女性からのハラスメントも存在していますが、男性が女性に行うハラスメントよりも深刻に扱われない傾向が見られます。

――看護師として働く男性の数が増えることで、医療現場にどのようなプラスの効果が?

 男性患者やそのご家族とのコミュニケーションにおいて、男性看護師が関わることでスムーズに進むケースがある、というのは1つの事実です。

例えば、年配の男性患者に対して女性看護師が指導をしても聞き入れてもらえないのに、男性看護師が伝えると素直に受け入れる、といったことですね。これは単に「男性同士の共感」という面もあるのと同時に、社会に根付く女性蔑視の表れでもあるのかと思います。

そのような男性とコミュニケーションが取りやすい私たち男性看護師がジェンダー差別に敏感になり、女性看護師の指導を聞き入れるよう促したり、ペイシェント・ハラスメントが起こらないようサポートしたりする役割ができる、と考えます。

――一人一人が看護師のジェンダー平等のためにどんなことができるか?

 ニュースで男性看護師が話題になるのは何らかの事件を起こした、というネガティブな内容が多く、それを見てやり切れない気持ちになることがあります。

できれば、患者さんやご家族のために懸命に努力を続ける、多くの男性看護師の存在や活動に注目していただきたいです。応援のメッセージやSNSでシェアをしていただくこともサポートになります。

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