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■「鬼滅の刃」炭治郎の耳飾りが「旭日旗に似ている」と問題になったことも
「鬼滅の刃」といえば思い浮かぶのが、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下での反日のあおりを受け、ターゲットにされたことである。左派活動家で大学教授の徐坰徳(ソ・ギョンドク)氏や市民団体が、主人公・竈門炭治郎の耳飾りの模様が「旭日旗をイメージさせるものだ」と批判し、マスコミが扇動するような報道を行ったのだ。結局、韓国では劇場版とNetflix版で耳飾りのデザインを修正する形で公開された。この話題は、日本でも当時報じられたので、記憶している人も多いだろう。
何かにつけて言いがかりをつけて日本批判を行う活動家や市民団体には本当にうんざりさせられるが、彼らは今のこの日本ブームをどう見ているのか聞いてみたいものである。
現在の日本ブームは、日韓関係の改善を明確に示した現政権の姿勢によるところが大きい。しかしそれ以上に、前政権の反日政策や当時の雰囲気に対して、疑問や矛盾、閉塞感を感じていた韓国国民の反動が表れているのではないか。一過性のブームや、作られた人気でないということである。
音楽でも映画でも、国や政策に関係なく、好きなものを「好き」「楽しい」と言えることは幸せなことだと思う。政治的な観点にとらわれない“日本好き”の若者が増えているのは、今後の日韓関係にとって期待できることではないだろうか。
https://diamond.jp/articles/-/339730- 0
24/03/13 12:12:20