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福島・大千軒岳で発見の遺体、函館の22歳男子大学生と判明
2023年11月4日 22:25
【福島】渡島管内福島町の大千軒岳(1072メートル)で2日に見つかった遺体は、松前署の調べで4日、登山に出かけ行方不明になっていた函館市港町2、北大4年屋名池奏人(やないけ・かなと)さん(22)と分かった。DNA型鑑定で特定した。司法解剖の結果、死因は出血性ショック。遺体の近くでヒグマの死骸が見つかっており、同署はクマに襲われたとみて調べている。
同署によると、屋名池さんは知人に「10月29日に山に行く」と話しており、登山口には屋名池さんの車が残されていた。同署や地元ハンターらが1、2の両日、大千軒岳を捜索し、遺体を発見。遺体の近くで運転免許証が入ったリュックサックが発見された。
遺体が見つかった場所は、10月31日に同管内の消防署員3人がクマに襲われ、2人が軽傷を負った現場に近く、取材に対して1人はナイフでクマを刺したと証言している。
遺体を見つけた捜索隊の関係者によると、クマの死骸の首付近には刃物によるとみられる傷痕があった。道警はクマが屋名池さんを襲った後、3人を襲った可能性があるとみて調べている。
道立総合研究機構(道総研)は6日以降、クマの死骸から回収した胃の内容物を調べる。
北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/936382/- 0
23/11/05 21:59:00