「お前は女だ」 パートナーの連れ子(6歳)に指摘され激昂、頭蓋骨に歯ブラシ突き刺し腹を蹴り付け…

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      23/06/16 09:59:25

    大人でも今裁判で迷っているというのに(昨年12月に手術要件を満たさず性別変更の申立をし、審判を仰いでいます。)」

    ※昨晩、審判結果が出たとの連絡を受け、
     本日家庭裁判所津山支部へ夫婦で出向きます。

    息子が忍び足で、音も立てずに寝室を覗いてきました。お風呂場で母親と話をしたらしく「ごめんなさい、傷つけるようなことを言って。仲良くしたいです。」と頭をうなだれ、涙を浮かべて謝ってきました。「あなたにとって、たかきーとは何者?」「お父さん。」「あなたにとって、男って何?」「強い人。」「じゃあ、女ってどんな人?」「可愛い人。」あー、二人のいざかいの原因は、言葉一つ一つの「定義」が違うことで起きている…。

    私が「馬鹿にされた」と感じた理由(体が女型だから、所詮あなたは女でしょ)が侵害されていたわけじゃないのかもしれない…。男女って、どうやって区別する? 特に体と心のちぐはぐが、生んでしまうトランスジェンダーを抱える一家にとっては悲劇のトリガーだ。6歳児に理解しろとも思わないし、かといって、ヘラヘラ「いいよ、いいよ、父ちゃんも悪かったんだよ。」とその場を取りつくろい、なかったことにもしたくない。否が応でも考えて、向き合っていかなければいけない。このテーマは、この一家の前に横たわる深くて、底なしの苦しみなのだ。

    息子にも言いました。「あんたに(トランスジェンダーの)父親を男と思えとか、女に見るなって規制をかけられるものでもないんだよ。」「父ちゃんがあんたを許す、許さないの問題じゃないんだよ。」私が寝そべっている布団の外で、立ち尽くし、寒いだろうに、きっと言われている言葉の意味も分からず、微動だにせず許しを請うている姿を見ていると泣けてきます。同じく息子も、まん丸の目を真っ赤にして、涙を浮かべこちらを見つめ返し「ごめん、ぼくが悪かった。」って言って、手を握って離しません。なんと言っていいか分からず、つい、顔を背けてしまいました。

    そこへ、嫁です。スタスタとやってきて布団をめくると「地蔵プレイするな! 謝っとる子どもが可愛そうじゃろうが。無視するな! あんただけ泣いとればええんか、家族が一緒にがんばるんじゃろうが。自分だけ被害者意識でふざけるな。」「時間がかかることじゃ、今結論が出んだってええじゃんか。子どもが人生をかけて、自分でどう考えるか決めたらええことじゃ。ああいう言い方をしたら、言われた方からはこんなリアクションが返ってくるんだというだけのことじゃ。それで次どうするか、自分で決めたらええ。(身の上に降りかかったこの家族の現実を)憎んだり、受け入れたり、それも自由にしたらええことじゃ。」「謝っとんじゃから、許してあげて。」「いや、自分が許す許さんのことじゃない。保留にして、もうみんな寝ろ。」嫁はかたくにも態度を変えない私に嫌気がさし、さんざんボロクソに言って、息子の布団に潜りこみ、やがて二人は同じようないびきをかいて眠りに落ちていきました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    続く

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