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- 23/01/26 23:53:28
去年4月、金沢市内のアパートで赤ちゃんと寝ていた女性が見ず知らずの女に刺された殺人未遂事件。この事件で逮捕・起訴された女の裁判員裁判が26日から始まり、女は「殺すつもりはなかった」として起訴内容を一部否認しました。
去年4月、金沢市有松1丁目のアパートで赤ちゃんと一緒に寝ていた30代の女性が、見ず知らずの女に包丁で胸や腰などを刺された殺人未遂事件。
この事件で殺人未遂などの罪で起訴された富山県砺波市苗加の無職・佐藤果純被告(35)の裁判員裁判が26日から金沢地裁で始まりました。
起訴内容について問われた佐藤被告は…。
<佐藤被告>
「被害者を殺害しようと考えてというところと、殺意を持ってというところが違います」
と、小さな声で答え、殺すつもりはなかったと一部否認しました。
注目の動機について検察側は冒頭陳述で…。
<検察側>
「佐藤被告と被害者の夫は同じ職場で働いていて1年前から不倫関係にあった。被害者の夫から『妻以外の女性と結婚する気はない』と告げられ、嫉妬に似た感情を抱いた」
その上で、事前に被害者の家の鍵を入手し、犯行当日は両手にゴム手袋をはめ、刃渡りおよそ18センチの包丁を所持していた事を明らかにし、「計画的な犯行だった」と述べました。
また26日は被害者が法廷に立ち、事件当時の様子を詳細に語りました。この中で、被害者はなぜこんなことをするんだと佐藤被告に尋ねると「殺したいから」とはっきり言われたと証言。
「なんでもするから殺さないで」とお願いすると、「じゃあ死んで」と言われたということです。
裁判は2月6日まで7回にわたって行われ、2月15日に判決が言い渡されます。
石川テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/07ac59bb325bc991ba00c2b682c154f88fe9ef8b
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