マネッチア(沢山の話)
ロシア製ミサイル ポーランドに落下 2人死亡 ポーランド外務省
2022年11月16日 12時42分 NHK
ロシアがウクライナへのミサイル攻撃を続ける中、15日、NATO=北大西洋条約機構の加盟国であるポーランドはロシア製のミサイルが国内に落下し、2人が死亡したことを明らかにしました。ロシアによる軍事侵攻後、NATOの加盟国内で初めて犠牲者が出たことになり、緊張が高まっています。
ポーランドの外務省は日本時間の16日午前8時ごろ、声明を発表し「ロシア製のミサイルがポーランド領内に落下し2人が死亡した」と明らかにしました。
それによりますとミサイルは現地時間の15日午後3時40分ごろ、日本時間の15日夜11時40分ごろ、ウクライナとの国境に近いプシェボドフという村に落下したということです。
ロシア製のミサイルが落下した村はウクライナとのもっとも近い国境からおよそ6キロ離れています。
ポーランドはアメリカが主導するNATOの加盟国で、ことし2月のロシアによる軍事侵攻以降、NATOの加盟国内で初めて犠牲者が出たことになります。
ポーランドのモラウィエツキ首相は16日、記者会見を開き、軍の警戒レベルを引き上げて、領空の監視を強化する考えを示しました。
また「北大西洋条約第4条の適用の可能性について、同盟国と協議している」と述べ、NATOの加盟国の領土や安全などが脅かされている場合に対応を協議すると定めた北大西洋条約第4条の適用を要請するかどうか、検討していることを明らかにしました。
一方、ロシア国防省は15日、声明を発表し「報道などで伝えられているロシアのミサイルに関するものは、状況をエスカレートさせるための意図的な挑発行為だ。ウクライナとポーランドの国境付近の目標に対して、ロシアは攻撃は行っていない」としています。
■NATOの第4条 第5条とは
北大西洋条約の第4条は、加盟国の領土保全や政治的独立、または安全が脅かされている場合に、いつでも対応を協議すると定められています。
また、第5条は、加盟国が1国でも攻撃を受けた場合、これを加盟国全体への攻撃とみなして反撃などの対応をとる集団的自衛権の行使が規定されていて、軍事同盟であるNATOの根幹をなす条項です。
2001年のアメリカの同時多発テロについて、NATOはアメリカへの攻撃とみなして、史上初めて第5条を発動しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013892841000.html
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No.36 桃(恋のとりこ)
22/11/17 04:41:10
米国「悲劇の責任はロシアにある」 ポーランド着弾2人死亡
2022年11月17日 3:46
【ワシントン=坂口幸裕】米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は16日、ポーランド領内にミサイルが着弾し2人が死亡した事件について声明を発表した。ウクライナの迎撃ミサイルが着弾した可能性が高いとするポーランドの分析を追認する姿勢を表明。「悲劇的な事件の最終的な責任がロシアであるのは明らかだ」と記した。
ポーランド政府の発表などによると15日、ロシア製とみられるミサイルがウクライナとの国境から約6キロメートルのプシェボドフの穀物乾燥施設に落ち、爆発で市民2人が死亡した。米政府はウクライナ側の迎撃ミサイルが誤って国境を越えてポーランドに着弾したとの見方を強めている。
NSCは声明で「ロシアは民間のインフラを標的にする目的でウクライナにミサイルを発射した。ウクライナには自衛のためのあらゆる権利がある」と強調し、ウクライナを擁護した。「ポーランド政府の調査を全面的に信頼しており、緊密に連絡をとり続ける」と訴えた。
ロシア軍は同日、ウクライナ全土の都市を再びミサイルで攻撃していた。このためポーランドに着弾したのはロシアが発射したミサイルだったとの見方が一時広がった。ロシアが関与していれば、北大西洋条約機構(NATO)の集団的自衛権が発動される可能性も否定できない事態だった。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN16E690W2A111C2000000/
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No.24 ハナニラ(出会い)
22/11/16 15:29:54
【速報】ポーランドに着弾のミサイル ウクライナ迎撃の残骸か
[2022/11/16 12:03]
ポーランドに着弾したミサイルについて、ポーランドのジャーナリストは関係者の情報として、ウクライナが迎撃したミサイルの残骸が落下した可能性が高いと報じています。
テレ朝NEWS
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000275964.html
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No.10 専門家の分析
22/11/16 14:45:25
Q.とはいえ、NATO領土内に攻撃があり、死者が出ている。NATOはどう出るか。
ミサイルが誤って落ちたにしても、2人のポーランド人が亡くなっていて、結果は重大なこと。北大西洋条約第五条というと、加盟国1国への攻撃はNATO全体への攻撃と考えて、集団的自衛権が発動される。そこまではいかないと思うが、ポーランドが攻撃を受けたのか、そうではないのか、慎重に議論を進めると思う。
Q.NATO側が強硬措置を取らないと「このくらいなのか」という前例を与えることに?
NATOはウクライナ国境の各国の防空システムを強化すると思う。場合によっては、ロシア国内まで届くミサイルをウクライナに供与・配備する可能性もあるだろう。攻撃が何らかの意図をもって行われたのかはわかりやすくなっていて、ポーランドの大統領も「ミサイル攻撃が繰り返される前兆はない」と言っている。もし攻撃が重ねてあれば、NATOがこの戦争に介入していく可能性はあるが、今のところはアメリカの態度にもみられるように慎重に対処すると思う。
本当に攻撃とみなして反撃すると、NATOとロシアの全面戦争になる。ヨーロッパのすべての国が引き込まれることになるし、第3次世界大戦に直接つながっていく。ロシアの攻撃とみなすかは、NATOは慎重に見極めていると思うし、着弾したからと言ってこれが軍事的な攻撃なのだとすぐに反応することはないと思う。
Q.バイデン大統領の政策から見て、アメリカはどう反応するか?
アメリカはロシアと直接戦闘状態に入ることを避けるというのが一貫した政策。ポーランドが戦争状態に入っていくと、アメリカは加わらなければならない。この着弾をアメリカは冷静に見て、ロシアの攻撃かどうかも冷静に判断して直接の対決を避ける方向にもっていくと思う。
(ABEMA NEWS)
https://times.abema.tv/articles/-/10048518
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No.9 専門家の分析
22/11/16 14:44:56
ポーランドへのロシア製ミサイル着弾は「ウクライナを狙ったものが外れたのでは」 とはいえ死者も 「“攻撃を受けたのか”が焦点に」
2022/11/16 11:31
ポーランド外務省は、15日に国内に着弾したミサイルがロシア製のものであると発表した。(略)
ポーランドへのミサイル着弾の背景は。ジャーナリストでANN元モスクワ支局長の武隈喜一氏が分析した。
Q.ミサイルについて現状、ポーランドは「ロシア製」、アメリカは「裏付ける情報はない」としているが。
現場検証を経て、ポーランドはロシア製と確認したものと思う。おそらくポーランド外務省の発表が正しいと思う。
Q.アメリカ国防総省は慎重な物言いだが。
いくらポーランドに着弾したとはいえ、NATO諸国も意図的か偶然か含めて慎重に見極めなければいけない。ウクライナ戦争に直接関与しないのがNATOの基本姿勢だ。その意味では慎重に進めていくと思う。
Q.国境から6キロと近いところに着弾している。
15日にロシアは90発近いミサイルをウクライナ全土に、電気やガス関係のインフラを狙って撃ち込んだ。ロシア国内、ベラルーシ領土からも撃ち込んでいるはずだ。ポーランドのプシェボドフ村はウクライナ国境に近いところなので、村を狙って撃ったものではないと思う。ウクライナを狙ったものが外れて着弾したと考えるのが妥当だと思う。
Q.ロシア国内はどう受け止めている?
ロシア国内では評価が分かれている。ロシアとしてもポーランド、NATOに攻撃を仕掛けるのは、今はもちろん控えたい。多くのテレビ解説では「NATO側が戦争をエスカレーションさせるために仕組んだ」としている。愛国的な人たちも「NATOに対しても攻撃を仕掛けるべきだ」と言っている。ロシアの中でも立場は割れているが、NATOがロシアを攻撃する理由に使いたい、そのためにNATOが仕組んだというのがロシアのメディアの見方だ。
Q.ロシア側は西側の工作だとトップも表明していく?
「ロシアのものではない」「自作自演で、NATOが『攻撃された』と言ってエスカレーションさせるんだ」とロシア政府は宣伝してくると思う。ロシアからの1発目のミサイル攻撃は極めて重大な意味があって、もし本気で撃ち込むなら、米軍基地やウクライナに軍事支援をする基地などもっと戦略的な拠点を狙うはず。それが国境に近い村に落ちたというのは、意図的な攻撃であると考えるのは難しいと思う。
Q.西側のでっち上げというのは無理筋では?
ウクライナ侵攻以降、ロシアが言っているのはすべて無理筋な話。根拠があろうとなかろうと、ロシアは自分たちがやったことを、虐殺も含めてすべてなかったことにして、「西側がでっち上げているんだ」としている。これからロシアが言い出すことをまともに取り上げる必要はないと思う。
続く
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