- ニュース全般
-
STVニュース北海道
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、
運航会社が以前から運航中の定点連絡を適切に行っていなかったことが、元従業員への取材で分かりました。
沈没した観光船「KAZUⅠ」の運航会社の桂田精一社長は、乗客の家族に対し、
安全管理規程に定められている、運航中の船からの定点連絡を、事故当日、怠っていたことを認めています。
さらに、事故以前からも、定点連絡を日常的に怠っていたことが、元従業員への取材で分かりました。
元従業員は「自分がいたおととしまでは、
地点を通過したときに連絡はしていなかった。 帰港した後に、船長が書類に書いていた」と話しています。
「いま、ウトロ漁港から漁師の皆さんが知床岬に向かって出発します」
(久保記者)
斜里町では、けさも地元の漁船などが行方不明者12人の捜索へ向かいました。
海上保安庁は、町内でこれから漁が本格化するため、漁船などへの捜索協力の要請を、
きょうまでにするとしています。- 1
22/05/05 16:31:51