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- アメリカンカール
- 22/03/15 23:42:45
!注意!
長文記事なので、長い文章を読めない・長文に文句を言いたくなる方はトピを閉じてください。
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ワクチンに反対する人が、アッサリと「怪しい陰謀論」にハマってしまう理由
2022.03.13
■陰謀論に染まるワクチン反対派
「子どもたちにワクチン打たせるな!ワクチン反対!」
「コロナウイルスは存在証明されていない」
「われわれは日本のQ」
「どんどん日本の未来の子どもが殺されている!」
「マスクを外そう!」
今年に入って以降、このようなメッセージをノーマスクで叫ぶ反ワクチンデモが都市部を中心に全国で沸き起こっています。(略)
急速な先鋭化の背景にはコロナワクチンに対する不安感があります。一連の反ワクチン運動に詳しい関係者によれば、特に子どもが接種対象になったことが影響し、母親の参加者が目に見えて多くなっているとのことです。(略)
もちろん、ワクチン接種は任意です。法律の文面上も努力義務(予防接種法第9条)と書いてあるに過ぎず、強制力はまったくありません。
しかし、母親たちは周囲の同調圧力に強い恐れを抱いて、すぐ話を聞いてくれそうな人々や、共感してくれる人々とのコミュニケーションを模索します。可能であれば同じ問題に直面している母親たちと忌憚のない意見を交わして、少しでも精神的な緊張を解きたいからです。
しかしリアルな人間関係の中ではまず相手が見つからないためSNSにつながりを求めます。そうすると、当然ながら、情報がセンセーショナルで拡散力のある陰謀論的な発想に基づく反ワクチン思想の人々と高い確率で出会うことになります。
周囲にちょっとした困り事を相談できる者がおらず、家族からも理解されない境遇であれば、ますます孤独感や孤立感を深めてオンラインコミュニティとの関わりを強固にしていきます。
そこで、結果的に孤独感や孤立感を癒やしてくれる享楽に目覚めるのです。デモや集会という場で長時間シュプレヒコールをやったり、共通の話題について座談会などをすることは、軽い変性意識状態(日常の意識を超える興奮やリラックスによって促される非日常的な気分)をもたらします。
コロナ禍では物理的に人と人の接触を減らすことが推奨され、接触する際も距離を取り、短い時間でのやり取りが無難とされていることもあり、このようなニューノーマルに対する反動としてのデモや集会の快感はより大きなものとなり得ます。
また、政治活動では珍しくない長時間のデモや集会は、未経験者にとっては未知の快楽への扉を開ける面もあるでしょう。集団的熱狂の中で自らの主張が承認され、自らの姿形が全体と一体化することは大変心地良いからです。(略)
>>1に続く
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