- 妊娠・出産
- 10/21(木) 10:46配信
- 21/10/21 15:15:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/d360e7ca3a950b28e9bcba40f6790d262bb58f53
昔は出産で命を落とす女性も多く、無事出産するためには、「神頼み」も必要でした。縄文時代から近代まで、出産を取り巻く環境がどう変わってきたのか、追ってみました。
縄文時代の出産はまさに命懸け
これまでに発掘された土偶の中には、明らかに妊婦を思わせるものも多数あります。これらはおそらく、出産の安全を祈願して作られたものでしょう。縄文時代の出産は、何の医療設備もない中で産むわけですから、どんなトラブルが起こるかわからない状況です。
平安時代は座って出産していた
平安時代の傑作といわれる源氏物語には、出産風景が描かれているシーンがあります。当時、出産は穢れ(けがれ)とされていたため、産婦は離れの部屋で、白装束に身を包んで出産していました。
また、平安時代には、難産は物の怪の仕業と思われていたようです。
当時の出産は今とは違って、座産といって座って出産するのが主流でした。今は、仰向けになって出産するのが一般的ですが、当時は産婦が寝る姿勢で出産するのは、なぜか許されなかったのです。
江戸時代は声を出さずに出産
江戸時代は、天井から垂らした綱をつかんで、痛みに耐えながら出産しました。
天井から垂らした綱をつかんで陣痛に耐えるのは、理にかなった方法なのです。また、江戸時代も平安時代と同様に、離れや納屋など隔離された場所で出産していました。
声を出してはいけない理由は、わかっていませんが、江戸時代の産婦は1人で痛みに耐えながら、声を殺して出産していたのです。
しかも、産後は7日間寝かせてもらえず、食事もわずかしか与えられなかったということですから、現代の常識では考えられないことです
江戸時代後期に行われた帝王切開
日本で初めて帝王切開が行われたのは、嘉永5年6月12日(1852)、ペリーの黒船来航の前年のことでした。1人の産婦が、3日間も陣痛が続いた末に胎児が死亡したため、帝王切開が行われたのです。しかも、驚くことに日本初の帝王切開手術は、麻酔なしの手術だったのです。当時、ヨーロッパではすでに帝王切開が行われていましたが、非常に死亡率の高い危険な手術でした。
もちろん、日本初ですから医師にも帝王切開の経験はなく、オランダの医学書を見ながらの手術だったといいますから、成功したのは奇跡に近いことでした。
明治時代~近代は自宅で出産していた
江戸時代のように、隔離された部屋などではなく、家族が暮らしている部屋の畳の上で、出産するのが普通でした。陣痛が始まると産婆が呼ばれ、近所の人たちが、お湯をわかしたりして手伝う風景が、昭和の中頃まで見られたものです。
自宅で産んでも、ほとんどの場合無事出産できましたが、不測の事態が起こった場合のことを考えると、現代のような病院での出産ほど、安全ではありませんでした。
清水照美
その他連絡先____________
●消防救急(119)(#7119)(#8000)
●事件事故(110)(#9110)
●児童相談(189)
●災害伝言(117)
●いじめ調査→T.I.U.総合探偵社代表阿部泰尚
https://go-tiu.com/
法務省 いじめ 子どもの人権110番
0120-007-110
●全国「にんしんSOS相談窓口」一覧
https://zenninnet-sos.org/contact-list
●動物虐待(未成年)→法務少年支援センター(少年鑑別所)
0570-085-085
●性犯罪者又は性犯罪者になりそうな人→榎本クリニック(東京・豊島区)
https://www.enomoto-clinic.jp/
●DV・モラハラ加害者
GADHA※えいなか主宰
https://www.gadha.jp/
- 0 いいね