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- 21/10/13 10:57:13
ファミリーマート、PBを一新へ。『お母さん食堂』などが『ファミマル』に統一
ハフポスト日本版編集部
2021年10月11日
ファミリーマートは10月11日、「お母さん食堂」や「ファミリーマートコレクション」として展開していたプライベートブランド(PB)を「ファミマル」にリニューアルすると発表した。10月19日から全国のファミリーマート約1万6600店で順次展開していくという。
2021年9月に創立40周年を迎えたファミリーマート。発表によると、新PB「ファミマル」は、大切な家族に安心して薦められるレベルの安全と品質を実現したものだという。
「ファミリーマートコレクション」「お母さん食堂」として展開している惣菜や冷凍食品、加工食品、菓子、飲料、日用品に加え、おむすび、お弁当、サンドイッチ、うどん、そば、ラーメンなど約810種類の商品が対象となる。
ファミリーマートのPBの一つだった「お母さん食堂」をめぐっては、「お母さんが食事をつくるのが当たり前という偏見を助長しかねない」などの指摘があり、名前を変えるよう求める署名活動も起きていた。
https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_6163fea2e4b0c1ab4bb6220b/
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ファミマ「お母さん食堂」の名前変えたいと女子高校生が署名活動、「料理するのは母親だけですか?」
Dec. 28, 2020, 06:00
ファミリーマートの惣菜シリーズ「お母さん食堂」の名前を変えるよう同社に訴える署名キャンペーンが始まっている。署名を立ち上げた女子高校生3人の思いと、ファミリーマートに見解を聞いた。
◆偏見を助長しないで
ファミリーマート「お母さん食堂」の名前を変えるよう求める署名を、女子高校生が立ち上げた。「料理=女性」という偏見を助長する懸念があるからだ。
署名「ファミリーマートの『お母さん食堂』の名前を変えたい!!!」を立ち上げたのは、京都府・兵庫県・岡山県に住む女子高校生3人だ。
3人は公益社団法人ガールスカウト日本連盟の会員。全国のメンバーが集まり、女性差別やジェンダーバイアスなどについて学んだ際、この「お母さん食堂」というネーミングに疑問を抱いたという。
署名グループでリーダーを務める女子高校生(3年生)は言う。
「『お母さんが食事をつくるのが当たり前』というアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を助長しかねません。日本では女性が家事や育児をするものという価値観が強く、仕事を諦めざるを得ない女性も多いのが現状です。
『お母さん=料理』というイメージを変え、世の中のお母さんの負担を減らしたい。性別によって役割が決まったり、何かを諦めたりしなければいけない社会は嫌なんです。
コンビニは私たちの生活に根ざしていて、影響力も大きい。この名前を変えることが、ジェンダー平等な社会につながると思っています」(略)
家事の負担が圧倒的に女性に偏った現状で、そのジェンダーバイアスの再生産につながり得る商品名、サービス名がつけられていることは、もっと議論されるべきだろう。
ファミリーマート広報部は今回の署名について、「貴重な意見として受け止めております」と回答。その上で、
「お母さん食堂は、家族の健やかな生活を想って作った、美味しくて安全・安心な食事と食材を提供するブランドです。お客様にとって一番身近で美味しくて安心できる食堂を目指しています。
今後さまざまな意見をお聞きしながら方向性を決定してまいりますが、現時点では未定でございます」
と説明した。
署名は12月31日まで。署名をファミリーマートに提出すると共に、同社と話し合う場を持ちたいと署名を立ち上げた女子高校生は語っている。
https://www.businessinsider.jp/post-227016
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