誰もいないの…すぐに階段の音がしてガランガランって鈴の音がして顔馴染みの常連さんが来た。
私「○ちゃん…赤い服来た男とすれ違った？」
「いいや～なんや？もしかして勝手に部屋入ってないか？」
私「部屋は鍵渡さないと入れんわ…○ちゃん…トイレかな…見てきてや」
と○ちゃんにトイレ見に行って貰ったけど誰も居なくてね…私が寝ぼけただけだろってなった。理由は小窓から見えたのは腰当たり…身長２mやし真冬にTシャツはないやろって事と鈴が聞こえないわけないって事になった。
で…その後は何もなくて、そろそろ店閉めたかったんやけど客1人残ってて、友達にサクラして貰って追い出して貰おって思ったのね…友達にサクラして貰ってる最中に客が帰宅…電話ランプ確認すると通話中ランプが点灯中。強制的に切ったら、また通話中ランプが点灯…切れて事務所の電話がなって出ると友達やった。
「今の客～キショー。ずっと～ウーウーしか言わない(笑)2回とも同じ奴やし～」
私「客いねーよ？あんたの電話の前に帰ったし。それに通話ランプには朝から客入れてない特別ルームやし…」
ドーンと思いっきり壁叩かれた男がして友達も『何！今の音！』って聞こえるくらいの音。今度は閉店札掛けて鍵閉めてた入り口を外からドアノグをガチャガチャする音…
「閉店してますよ！閉店してますよ！」
と必死に叫びました。静かになるとジの鍵閉め階段をダッシュで降りてシャッターを下ろして鍵も閉めて逃げ帰りました。
翌日、友達2人に付いて来てもらい店に生きました。取り敢えず…最初に
レジのお金を確認=大丈夫
客室も確認=大丈夫
通話ランプが付いてた特別ルーム=大丈夫
友達「あのさ…怖がるから言いたくないけど2回目の電話の時に、その電話の奴…受け付けの前や…って切れたんよ」
その日に辞めました。
漫画の霊能者の方が言うには…
赤い服=血
恐らく頭を大怪我して亡くなった方。だそうです。