コロナ感染し重症になった若者が最後に医師に懇願すること「今からワクチンを打ってください」

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  • 21/07/26 20:50:05

「ごめんね、もう手遅れなの」コロナ感染し重症になった若者が最後に医師に懇願すること「今からワクチンを打ってください」

2021年07月23日

 アメリカでは、インドで見つかったデルタ変異株により、コロナ感染者数が再び増加中だ。そんな中、アラバマ州の病院に勤める女性医師が治療に当たっている重症の感染者たちとのやり取りをFacebookに投稿し注目を集めた。

 アラバマ州では、ワクチン接種者の割合が国内で最も低く、若い世代の感染者が急増している。その背景にはコロナやワクチンに対する誤った噂を信じ込んでいる人が多いことも関係しているという。

 その医師が受け持った若い患者たちも、コロナはただの風邪だと思い込み、ワクチン接種を拒んでいた。ところが実際にコロナ感染し、重篤な症状に陥り気管挿管をする直前に、決まって言う言葉があるという。「お願いです、ワクチンを接種してください」

 だが医師がその願いは叶えてあげることはできない。今更ワクチンを打ったところでもう手遅れなのだ。

■「今更打ってももう遅い」ワクチン接種を懇願する若者患者に医師が忠告

 アラバマ州バーミンガムのグランドビュー・メディカルセンターで働くブライトニー・コビア医師は、自身のFacebookにこう投稿した。

 コロナに感染した若者たちの多くはコロナを信じておらず、ワクチンに対しての正しい知識も持ち合わせていない。

 そんな彼らが感染し、重症化して初めて現実が理解できるようになる。人工呼吸器を挿入する段階になると、「お願いです、ワクチンを接種してください」と懇願するという。

 しかし、回復が困難な患者に「今更接種しても、もう遅い」と宣告しなければならない辛い状況にあることを綴った。

■現在の感染者のほとんどがワクチン接種を受けていない

 コビア医師は、重篤な状態にある若いコロナ感染者の治療に日々奔走しているが、現在医師が務める病院に入院中の感染者のほとんどが、ワクチン接種を受けていないと述べている。
ワクチン接種を受けている1人の患者は、回復が期待されていますが、接種していない患者の何人かは、非常に厳しい状況にあります。

《人工呼吸器を装着しなければならないほど重症な状態に陥った患者たちの最後の願いはワクチン接種です。ですがもう遅いのです。私は「ごめんなさい、今更打っても、もう遅いの」と患者が絶望的になる現実の宣告を突きつけなければなりません。

その後患者は亡くなっていきます。少し前までは1日10件の死亡診断書に署名していました。

もう長い間、コロナ患者の治療を続けていますが、とても疲れて感情的にも消耗しています。》

>>1に続く

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