中学生への集団ワクチン接種になぜか町外から抗議が殺到、個別接種へ切り替え【京都･伊根町】 へのコメント（No.15）

「子どもへの接種やめろ」京都・伊根町に抗議殺到　脅迫も

2021/6/8 18:2

　京都府伊根町が12～15歳を対象に、新型コロナウイルスのワクチン集団接種を始めたことに対し、「子どもへの接種は危険」などと町役場への抗議が殺到している。「殺すぞ」などと悪質な電話もあり、町は7日、業務に支障が出ているとしてコールセンターを閉鎖。警察にも対応を相談している。(略)

7日朝から町への抗議が相次ぎ、「15歳以下について十分な治験がない」などのメールや、「人殺しの手伝いをしている。殺すぞ」と脅迫するような電話もあったという。

　町によると、7日夕までに電話98件▽メール36件▽ファクス8件――があり、8日も午前8時半までに18件の電話があった。町は7日午前にコールセンターを閉鎖したが、その後も町の代表電話が塞がったままになったり、担当外の部署に転送されたりする事態が相次いだ。町は「電話応対で職員の業務に支障が出ている」として、府警宮津署に相談しているという。

　担当者は「職員が少なく、業務を掛け持ちしている。抗議を拒否しないが、電話にかかりきりになり困惑している」と話す。12歳以上への接種は希望に応じて今後も続けるという。【松野和生】