• No.99 ヒレ

    21/05/26 19:22:50

    長文ごめん

    茨城県高萩市の中学3年の女子生徒(当時15)が2019年4月に自殺した問題で、市は25日、自殺に至る理由を明確に説明するのは難しいとする調査結果を公表した。一方で、調査にあたった第三者委員会は、自殺の前兆となった行動への周囲の対応や、部活動内での威圧的な指導に改善を求める提言を盛り込んだ。

    女子生徒が亡くなったのは19年4月30日。自分の部屋で自死しているのを家族に発見された。死後に遺族から、生徒が所属していた卓球部顧問の教諭の暴言などについて記載があるメモが提供された。また、18年9月の学校によるアンケートでは「部活動は練習時間が長い。やっているといらいらする」などと回答していた。
     市は19年6月に弁護士や大学教授らで構成する第三者委を設置。遺族や同級生、教員らに聞き取りを重ねてきた。

     この日、市が公表した報告書の概要は、自殺に至った要因について「いろいろな事情が複合的重畳的に作用した」として、「単純明快な説明は困難であるとの結論に達した」と結論づけた。前提となる具体的な調査結果のほか、生育歴や学校生活に触れた箇所は遺族の意向を踏まえて黒塗りとした。
     一方、生徒が精神的な不調を訴えるなど自殺の前兆になる言動があったにもかかわらず、「学校も家庭も適切な対応がとれなかった」と指摘。教職員や保護者に対し、生徒からの「SOS」に対処するための教育が必要だと提言した。

     あわせて、教員とは別の角度から生徒に寄り添うスクールカウンセラーの常勤配備を求めた。
     部活動の顧問については、生徒の自主性を重んじる本来の指導を逸脱し、「勝利至上主義」に基づいた威圧的な指導が著しくなった可能性があるという見方を示した。加えて、部活に長時間をあてることを見直すよう求めた。
     報告書がまとまったことを受け、同市の大内富夫教育長は「生徒がどんなに悩み苦しんだのか、誰も気づかず助けることができなかった。『大切な命』を預かっていることを再認識し、担任の先生が『一番たよれる大人』となることを目指して全力で取り組む」などとするコメントを出した。(小松重則、久保田一道)

    ■報告書の骨子
    ・自殺に至った理由は、事情が複合的重畳的に作用し、単純明快な説明は困難だ
    ・女子生徒が抑うつ的な訴えなどを何度も出していたのに、学校も家庭も適切な対応がとれなかった。教職員や保護者にSOSを受け止め、適切に対応するために実践的な研修が望まれる
    ・女子生徒は、スクールカウンセラーにつながらず援助を受けられなかった。専門性を強化するとともに、常勤配置が必要だ
    ・試合に勝つための厳しい練習を肯定する見解は、生徒の自主的・自発的な参加という部活動の本来の目的から逸脱し、顧問教諭の威圧的指導を助長する。部活動参加の事実上の義務化は改める必要がある。

コメント

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返信コメント

  • No.106 ザブトン

    21/05/27 00:22:55

    >>99
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