身をさらす「ハコ乗り」で…3台連携“あおり”運転

夜の首都高湾岸線で、赤色灯をつけて走る3台の車。一見、覆面パトカーのように見えますが、警察車両ではなく、危険な運転を繰り返す暴走グループです。

　一台が左の車線にまたがったその直後、目を疑うような光景が。

　なんと、男が運転席から身を乗り出し、体をほとんど外にさらけ出す、いわゆる“ハコ乗り”に。

　さらにその状態で、隣を追い越していく車を威圧するように接近を繰り返します。

　よく見ると、上半身だけではなく、右足も完全に外に出ていて、まるで車の外に浮いているかのようです。

　左前方の車でも、同じようにハコ乗り運転をしています。この危険行為は数十秒続けられました。

目撃者は「どういうふうに運転していたのか分からないですけど、もう恐怖だったので近寄りたくなかった」と話します。

　この後、車3台による危険運転は、さらにエスカレートします。

　先頭の一台が前を走るトラックをあおるように蛇行しながら加速し、トラックが進路を変えると、今度は別のトラックを標的にして、激しい蛇行を繰り返します。

　後ろからトラックを追い越し、斜め前に付けました。さらに前の車とも、かなり車間距離を詰めています。残る2台は2車線に分かれ、前を走る車をブロック。

　高速道路での危険なハコ乗りに、3台連携してのあおり運転。

目撃者は「衝撃の状況でした。若い感じのやんちゃ系な感じの人。一番前の車に関しては、ナンバーも付いていないような状態で、すごく恐怖はありました」と話していました。
(動画はリンク先で)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000208256.html