車を暴走、ひき逃げか　覚醒剤は「身に覚えがない」

検察側は、女は車を121キロの速さで女性に衝突させたと指摘しました。

　中川真理紗被告（31）は5月、東京・大田区で車を暴走させて女性（34）を引き逃げして死亡させた罪と、事件前に覚醒剤を使用した罪で起訴されました。初公判で中川被告はひき逃げなどについて起訴内容を認めた一方で、覚醒剤の使用については否認しました。検察側は「被告は警察官の制止を無視して車を走らせ、121キロの速さで被害者に衝突させた」と指摘しました。弁護側は「被告は寝ている間に別の男性から覚醒剤を投与された」などと主張しました。