元慶
米アトランタで黒人男性を射殺した警察官が起訴されている。
元警察官ブランドン・テイタム氏(トピ写真)が、それに対する矛盾を指摘し、警察官への支援を訴えた。
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【参考】
米アトランタで警官が黒人男性射殺、抗議デモ広がり放火も(ロイター)
https://jp.reuters.com/article/minneapolis-police-atlanta-idJPKBN23L0W0
米アトランタ 黒人男性死亡 銃で撃った警察官を殺人容疑で訴追(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200618/k10012474661000.html
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【要約】
・6月12日、米国のジョージア州アトランタで黒人男性が白人警察官に撃たれて死亡した。
・この白人警官は殺人罪で追訴され、死刑になる可能性があるが、彼が起訴されるのはおかしい。
・射殺された黒人男性はレイシャード・ブルックス。家族に対する暴行と子供に対する残虐行為で起訴された犯罪者だった。
・ブルックスは泥酔し車内で意識を失っていたところに警官2人に声をかけられる。
・警官が飲酒検査後に身柄を拘束しようとすると、ブルックスは抵抗して警官に暴行を加え、テーザー銃(遠距離型のスタンガン)を奪って逃走した。
・警官が追うと、ブルックスがテーザー銃を向けた。それを見て警官は発砲し、ブルックスは死亡した。
・アトランタ市はこの事件にかかわった警察官を起訴したが、彼らが起訴されるべき理由は一切ない。私はアトランタ市の行動に憤慨している。
・ジョージア州の法律ではテーザー銃は銃器と見なされている。そして、警察官には「銃器や致死性武器を向けられたとき」「怪我や死の恐れがある場合」に致死性武器で身を守る権利が与えられている。これはジョージア州の法律に書かれている。
・そして、おかしなことに、最近アトランタでは"警官がテーザー銃を若者たちに向けたことで逮捕される”という事件が起きたのだが、アトランタ市は "若者たちを致死性武器で脅迫した" として警官らを起訴している。
しかしアトランタ市はブルックスの件では、テーザー銃を致死性武器ではないかのようにみなし、警察官らの行為を「殺傷能力のある武器の正当な行使」と認めないと発表した。
・我々は警察官を支援すべきだ。これらの都市で起こっていることに抗議する自由を支持すべきだ。なぜならこんなことはもうたくさんだからだ。
>>1 動画の翻訳
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No.1 主 元慶
20/07/04 17:22:59
元アリゾナ州ツーソンの警察官ブランドン・テイタム氏のYoutubeチャンネルより
『レイシャード・ブルックスの件での警察官の逮捕は不当』
Officers UNLAWFULLY CHARGED in Rayshard Brooks Case
(以下翻訳)
私はこの問題についてのビデオを作らなければならなかった。
ジョージア州アトランタで起こっているこの愚行についてのビデオを作らなければならなかった。その理由は皆さんもわかっているはずだ。(略)
人々がジョージ・フロイドのために戦うように、我々は逮捕された警察官のために戦うべきだ。
ジョージア州の法律に従って職務を遂行することが、一体全体どうして起訴に値するというのか。
だから私はこの件について声を上げる。
なぜなら、またしても無知な黒人と愚か者たちが、犯罪者の側に立っているからだ。
公衆に対する脅威でありその人生を正しく生きなかった犯罪者を祭り上げているからだ。
警察によって射殺された黒人男性のレイシャード・ブルックスとはいかなる人物だったか。
レイシャード・ブルックスは犯罪者だった。
レイシャード・ブルックスは "false imprisonment(逮捕・監禁罪)" で起訴され家族に対する暴行と子供に対する残虐行為で起訴された犯罪者だった。
彼は7年の刑を宣告された。彼は1年間刑務所に入れられ次の6年間は保護観察を受けていた。
彼は保護観察期間中の遵守事項に二度違反した。
彼は飲酒運転も犯していた。
今回の事件もレイシャード・ブルックスが泥酔し車内で意識を失っているのを警察官が見つけたところから始まっている。
泥酔した状態で車を運転するという行為は、麻薬やアルコールに関連する犯罪の中で最も危険な犯罪の一つだ。
私は警察時代に酔っ払ったドライバーが人々の人生を完全に破壊する様をこの目で見てきた。
私は高速道路上に転がる彼らを引き上げ死体袋に入れた。犠牲となった家族の写真を見た。泥酔した状態で車を運転するという愚かで危険な行為によって引き起こされた悲劇に対処してきた。
レイシャード・ブルックスが犯した最初の間違いがこれだ。
そして警察に見つかった彼は "普通の人間" として振舞うことをせず、あろうことか警察官を攻撃し始めた。
現場にいた警察官はレイシャード・ブルックスがテーザー銃(離れた位置から針を発射して電流により対象を気絶させる、遠距離対応型のスタンガン)を奪った瞬間に緊急避難を理由に彼を撃つことができたが撃たなかった。
警察官らはプロらしく "force continuum(※1/意訳:武力の連続行使)" に従った。
(※1)force continuum
武力の使用を状況に応じて段階的に引き上げるガイドライン。
存在の誇示→言葉による制御→素手による制御→非致死性武器の使用→死性武器の使用
(※1)
レイシャード・ブルックスが逃亡を図った際にも彼らは発砲せずテーザー銃での無力化を図った。
警察官が逃亡するレイシャード・ブルックスを追いかけた件に関し、飲酒運転をしただけの人間を追いかける必要があるのかという声が上がっているが、はっきり言わせてもらう、まともな思考を持っている人間はそのような疑問を呈したりしない。
警察官らはレイシャード・ブルックスを追いかけるあらゆる権利を持っていた。
この時点でレイシャード・ブルックスをもはや飲酒運転の容疑者ではなく、警察官に暴行を加え、暴力を使い " less lethal weapons(低致死性兵器)" を盗んだ現行犯だ。
レイシャード・ブルックスはこの時点で公衆に対する脅威となっている。
警察から逃げるのに必死になっている人間は何をしでかすかわからない。道路や人込みに向かい他人を巻き込もうとするかもしれない。逃亡先で銃を手にするかもしれない。
そうでなくてもレイシャード・ブルックスはすでに警察官の1人にテーザー銃を発射している。
レイシャード・ブルックスがしたすべてが彼の死につながった。それは彼の責任だ。
100%彼のせいだ。
(続く)
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No.2 主 元慶
20/07/04 17:23:19
(続き)
警察官について話そう。
アトランタ市はこの事件にかかわった警察官を起訴したが、彼らが起訴されるべき理由は一切ない。
すでに述べたように彼らは法律を完全に順守したからだ。
ジョージア州の法律ではテーザー銃は銃器と見なされている。
警察官には銃器や致死性武器を向けられたとき、怪我や死の恐れがある場合、致死性武器で身を守る権利が与えられている。これはジョージア州の法律に書かれていることだ。
そしておかしなことに、最近ジョージア州アトランタでは数人の警官がテーザー銃を若者たちに向けたことで逮捕されるという事件が起きたのだが(私は警官らの行為に正当性があったと判断している)、アトランタ市は若者たちを "致死性武器で脅迫した" として警官らを起訴している。
しかしアトランタ市はレイシャード・ブルックスの件では、テーザー銃を致死性武器ではないかのようにみなし、警察官らの行為を「殺傷能力のある武器の正当な行使」と認めないと発表した。
これは偽善以外の何物でもない。
令状を出し警察官を逮捕することによって、アトランタ市はこの状況で何を証明しようとしているのか私には理解できない。
だが彼らは発砲した元警察官を重罪謀殺など11の罪で起訴したと発表した。重罪謀殺で有罪判決を受けた場合は死刑になる可能性がある。
この11の罪には警察官が発砲した弾が人が乗っていた車に当たった件も含まれている。
警察には善意でかつ重大な過失がない行為に関しては責任を問われないという特権がある。
よって誰かの命を救おうとしていて、誤って物や車両を撃ってしまったが人に危害を与えなかった場合、警察官を "aggravated assault(重症を負わせる目的での無謀な攻撃)" で起訴することはできない。
当然警察官は車を撃つつもりはなかった。
ところがアトランタ市は警察官を "aggravated assault" の罪で起訴した。意図して人が乗る車両に発砲したと主張しているのだ。
こいつらは一体何を言っているんだ。
私はこれらのアトランタ市の行動に憤慨している。
すでにアトランタ市では複数の支署で警察官が職務を放棄していると伝えられている。私は全ての警察官がこのボイコットに参加することを願う。
法律に従って仕事をしているのに逮捕されるなどというこの馬鹿げた不正義に心底うんざりした警察官が、すべての警察署で職務を放棄したらどうなるかを市は考えるべきだ。
待っているのは誰も望まない世界だ。
能動的に取り締まりを行う警官がいなければ、犯罪を犯す人間を逮捕する警官がいなければ殺人率はそれこそ500、600、700%という単位で増加するだろう。
飲酒運転を取り締まる警察がいなくなればどうなるか。当然飲酒する人間は増える。そして彼らが無差別に大勢の人間を轢き殺す事件を起こしたとしても捜査すら行われない。
家に何者かが侵入し、あなたの妻に何かをしようとしたとしても、銃を持っていなければそこで終わりだ。
この国は警察官なしでは生き残れない。
この国の人々は警察官なしでは生き残れない。
これは私が警察官だったから言っているのではない。
そして私は今回の事件で逮捕された警察官の家族にコンタクト出来次第、私は彼らが保釈金を支払うことができるように募金を募るつもりだ。
職務を正しく遂行した人間が逮捕されるなどあってはならない事だからだ。それはあまりにも不合理なことだからだ。
我々はこの不正義に立ち向かわなければならない。
町を破壊し、燃やし、警察官に暴行を加える愚か者どもの蛮行を止めるために、今こそ「合法的に」正しいこと為す時だ。
我々は警察官を支援すべきだ。
これらの都市で起こっていることに抗議する自由を支持すべきだ。
なぜならこんなことはもうたくさんだからだ。
もちろん警察にも問題はある。
警察による黒人への不当な暴力は過去に幾度となく起きてきた。
しかし全ての警察による黒人射殺を一緒くたに考えているとしたら、そいつはバカだ。
【元動画】
【翻訳元】
https://kaikore.blogspot.com/2020/06/minneapolis-replace-police.html
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